【秋晴れ】高妻山に登る【64座目】 | ミクと登る日本の山

ミクと登る日本の山

仕事を辞めて日本百名山巡りの旅!
2017/4/8に出発。
2017/11/17に完登しました!

今日から9月。
私が一番好きな季節が始まります。
同時に、想定していた旅の期限もあと2ヶ月。
完登出来るにしろ出来ないにしろ、悔いの残らないよう1日1日を大事にしたいと思います。

今日の山は高妻山。
覚悟はしていましたが大変な山でした。



〜ミクメモ〜
高妻山(たかつまやま)は新潟県と長野県の県境の2353mの山。
戸隠(とがくし)連峰の最高峰で、戸隠富士と呼ばれる。
登山道は戸隠キャンプ場から伸びる。
一不動に避難小屋がある。


今回は登りに大洞沢コース(旧道)、下りに弥勒尾根コース(新道)を使いました。
戸隠キャンプ場7:35〜(35分)〜戸隠牧場8:10〜(1時間10分)〜一不動避難小屋9:20〜(45分)〜五地蔵山10:05〜(1時間20分)〜高妻山山頂11:25〜(昼休憩55分)〜下山開始12:20〜(1時間5分)〜五地蔵山13:25〜(1時間35分)〜戸隠キャンプ場15:00

登り3時間50分、下り2時間40分の
トータル7時間25分でした。
旧道は、大洞沢の登りに道がわかりにくい箇所があります。
岩場や滝の鎖場が危険なため下りに使うのはオススメしません。
新道は危険な箇所はないものの、長い急登です。
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今日の予報は晴れですが、未明から雨。
しばらくすると止みましたが、分厚い雨雲は垂れ込めたままです。
これから本当に晴れるのでしょうか?

登山者用の無料駐車場はガランとしています。
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道路の反対側にトイレ。
ちなみにドコモの電波入ります。
道の駅に泊まったけど、車中泊普通に出来たな。
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キャンプ場の敷地内を通り抜けます。
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さらに牧場を通る。
入り口に登山届の箱があります。
入場料ってあるけど、登山者は払わなくて良いらしい。
後で調べて知りました。
どのみち受付が閉まっているのでスルーしましたが。
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牧場の中を通る。
雨雲どこ行ったの?ってくらい清々しい青空に。
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牛さんに見送られつつ…
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ここが旧道、新道の分岐ですね。
沢道の旧道を登りに、尾根道の新道を下りに使うことにします。
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旧道入り口。
改めてスタートです。
道が不明瞭なことと、増水時は新道を使うようにとの警告があります。
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当たり前だけど沢のすぐ横を歩きます。
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落ちてた。
サルナシの実?
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さっそく川を横切る。
これから何度も渡渉を繰り返しながら登っていきます。
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しばらく行くと、ピンクテープが無くなった。
道に入り損ねたか?
地図によればあと一回登山道が沢に出会うので、このまま沢を詰めることに。
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テープが出てきてホッ。
荒れた沢なので油断大敵です。
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おお、これはシラヒゲソウじゃね?
お初です。
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なめ滝の横を鎖で登る。
飛沫がかかった岩肌はノリが張っており、スリッピーです。
なんかこのコース、北海道の斜里岳を思い出す。
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マジですか?
岩場のトラバースです。
カニのヨコバイってやつ?
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ひえー!
写真じゃわからんけど、右は切れ落ちています。
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岩場に凛と咲くダイモンジソウ。
涼しくて良いね。
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急登。
このまま稜線に出るようです。
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道中に氷清水という岩場。
氷の名のごとく冷たいお水でした。
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ついたー。
一不動避難小屋です。
ここは緊急時の退避を目的とした小屋で、宿泊には使うなとありました。
中を見ても、とても寝られる感じではなかったです。
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山頂行ってようやく気づいたけど、ここから山頂まで数字の付いた仏様が随所に現れます。
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長丁場なので、休憩はしっかり取る。
スーパーで見かけて懐かしかったので、行動食に蒟蒻畑。
暑い時には良いかなと思ったけど、コンニャクだから一個25kカロリーしかないw
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牧場がよく見えます。
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稜線歩きとて楽ではない。
普通に急登含むアップダウンがあります。
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本日の中間点、五地蔵山ですね。
運良くまだあまり疲れていません。
このまま先へ進みます。
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少し歩くと、五地蔵山山頂との標識。
ん?
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んん?
こっちが山頂ってこと?
一応撮影はするけど…
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六弥勒さんの少し先が新道との合流。
こっちは帰りに通ります。
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おお、いよいよ高妻山のお出ましです。
まだ遠いなー。
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こ、これは…
殺しの天使の異名を持つ、ドクツルタケじゃないか!
食べた者の肝臓をスポンジ状にし、1ヶ月かけて苦しみ抜いて死なせるという…
ミク「はい、ナガミーあーん♡」
ナ「あーん…ってコラ! 可愛く言っても食べないからな(゚д゚lll)」
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本山までもアップダウンが続く。
これがなかなかしんどい…
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いよいよ本山へ取り付く前に、補給。
秋だからかやたらとお腹が空きます。
朝食べる予定だったおやき。
色々持ってきといてよかった。
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ふと足元を見ると赤い実が。
ゴゼンタチバナですね。
こんな風に実を付けるんだ。
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さあ、ラスボス行きますよ。
ここから高低差300m。
見るからに急登です。
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歩いてきた尾根に元気をもらいつつ
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これから登る道にため息をもらす。
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誰かが言っていた「歩けば着く」という言葉を信じて、黙々と。
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急登にあえぎ
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岩にしがみつき
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お花に癒されながら
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ここまで来ました。
このビクトリーロードを行けば山頂です。
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やったー!
とうちょ…
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なん…だと…?
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今のは完全に登頂する流れだったじゃないですか、やだー!
てかなんだよこの歩きにくい岩場!
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今度こそ登頂。
あー、さっき詩っぽく語ったのがアホみたいだ…
ミク「お前はハナからアホだから大丈夫だ。」
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素晴らしい天気だけど、アルプス方面は雲が掛かってますね。
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右から妙高、火打、焼山。
山頂からこっち方面は木々でイマイチです。
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ご飯はカップラーメンとおにぎり。
絶対寒いと思っていたけど、山頂は日差しで暑いくらいでした。
風は秋らしく冷たいんだけどね。
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今日はゼザートもあるんだ。
あんみつ。
こういうのがあると登山も楽しくなるよね。
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帰りがけに妙高〜焼山を撮り直し。
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小さい秋見つけた。
ナナカマドでしょうか?
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帰りは五地蔵山から新道を帰ります。
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前の山は黒姫山だそう。
見るからに火山ですね。
これも面白そうな山だな。
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うは、かなりの急降下だぞこれ。
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樹林帯に入っても急降下は続く。
登りに使ったら速そうだけど、五地蔵山で力尽きてしまうかもね。
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下り方面の看板はあるけど、登りに関しては何もない。
精神的にも辛そうだ。
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ブナ仙人。
牛の声が聞こえるので牧場はもうすぐでしょう。
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出ました。
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そこにはなぜか猿軍団がw
写真撮って帰ろうとしたら頭上の木がガサって鳴って、見上げたら猿が一匹すぐそこにいてちょっとビビりましたw
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ご褒美の牧場のソフトクリーム。
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こちらからは五地蔵山しか見えないんですね。
高妻山、奥深いわけだよ。
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お風呂は戸隠神告げ温泉600円。
内湯ひとつのアルカリ泉の循環、普通の温泉です。
お湯の温度は熱すぎずちょうど良かったです。
ただ、シャンプーの容器にボディーソープが詰めてあって髪がギシギシになりましたw
頭と体兼用のやつだったのかな?
俺は気にしませんが、気になる人は自前のシャンプーを持ち込んだ方がいいかも。
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その後は少し遠いけれど次の山、新潟の巻機山へ向け移動。
今日は道の駅花の駅千曲川に車中泊。
ここも前おやき食った覚えがあります。

明日も晴れの予報なので予定通り登ると思います。
てか台風どこ行った?


本日の出費
食費1793円
入浴600円
トータル2393円