まあ、今回はロープウェイでのらくらく登山の予定なのでいいんです。
北海道、大雪山。
最高峰は旭岳2291m。
北海道でも一番高い山です。
道中に大雪旭岳源水の看板が。
水も尽きかけていたので寄ってみましょう。
公園になってます。
トイレもある模様。
協力金とのことで100円払います。
それぞれ３つの穴から水が吹き出しています。
この勢いが凄まじく、ペットボトルに汲む際に思いっきり跳ね返って足に掛かりましたw
水質検査してあり、そのまま飲める水だそうで、飲んでみたら冷たくて癖のない美味しいお水でした。
9時に到着。道の駅あさひかわからは1時間半くらいでした。
15分置きに発車しており、9時15分の便に乗りました。
降りたら観光者向けの簡単な説明と注意事項がありました。
旭岳本峰が見えて来ます。
テンション上がりますね！
北海道でご山体を拝めたのは久しぶりですから…
登山者も姿見の池へ向かうといいそう。
ここが登山口ってことでいいのかな？
今回のルートです。
ってことで、登山開始です。
近い左回りコースで、まずは池に行きましょう。
今回のルートです。
悩んだ結果周回しました。
姿見駅9:30〜（25分）〜姿見の池9:55〜（1時間15分）〜旭岳頂上11:10〜（昼食休憩50分）〜頂上出発12:00〜（45分）〜間宮岳12:45〜（25分）〜有毒温泉13:10〜（35分）〜中岳温泉13:45〜（1時間45分）〜姿見駅15:30
トータル6時間の山行でした。
普通の観光の人も入り混じっています。
エゾコザクラが綺麗だったのでパシャり。
これを最後にミクさんの右手が無くなりました。
これで通算6個目くらい？
今回は撮影後すぐに気付いたので、この狭い範囲を3往復くらい探しましたが出て来ず…。
石と石の間にでも落ちたのか？
今回は旭岳に通行料として取られたって事なのでしょうorz
気持ちを切り替えられないままトボトボ池まで来ました。
池と言うものの、まだ一面雪ばかりです。
登山者の遭難防止のためだとか。
こんな鐘、結構多い気がします。
実質ここからが登山道みたいな感じですね。
実質ここからが登山道みたいな感じですね。
すれ違う人も登山の格好な人ばかり。
結構ライトな人もいますが。
この山も火山なんですね。
そう言えば北海道は火山大国だったな。
姿見駅が５合目になるのかな？
さっきの姿見の池は爆裂火口だそうですね。
山頂がその時手前に崩れたんだと。
だいぶ賑わってきたぞ。
振り返るといい眺め。
飛んで８合目。
７合目を見落としたらしい。
トムラウシ山から十勝岳にかけて。
うひょー。
もうひと登り。
でもすごい風でなかなか歩が進まない。
人がたくさんいるぞ。
はい、登頂♪
登り一辺倒だけど、割とさっくりと登れて良かったです。
雪もいっさい無し。
私の故郷近くの霧島の韓国岳と雰囲気が似てました。
また景色良いと気分が全然違うね。
こんな形だったんだね。
霧で全然分からずに登ってた…
いきなり大雪渓の下り。
お昼を食べながら思案。
観光登山じゃやっぱ物足りないんだよなー。
でも時間的には少し遅いんだよなー。
よし、行っちゃえ！
日帰り周回ルートはここから間宮岳へ行き、中岳分岐から下って姿見駅へぐるっと戻ってくるルートです。
駅で、残雪が多く道が不明瞭とあったぞ。
このルートじゃここが一番怖かった。
まあシリセードで下まで降っても平気そうな感じだったけどね。
コマクサを食草とするウスバキチョウって蝶がここだけに住んでるそうだけど、これじゃなさそうだねw
さ、まずは間宮岳に。
降りてきたところ。
裏側の旭岳は真っ白しろじゃないか。
見ろ！ 人がゴm（殴）
旭岳からこっちまで行っている人はほとんどいません。
だから、こんなキバナシャクナゲの群生も独り占めできるのだ♪
うーん、何か言いたげな看板だけど。
道案内の看板はしっかりしてます。
着きました。
初めて見る花。
この看板の少し先に…
ここだー！
どうも、天然の温泉らしい。
お見苦しいけど、わたくしも足湯を。
夏道と雪渓が交互に。
こちらから見た旭岳。
ロープウェイ駅が見えてきました。
お風呂は大雪山白樺荘ユースホステル500円。
ナデシコ科って薄っすら読めたから、お花の紹介かな？
メアカンキンバイ。
この人もここ最近は常連ですね。
まだまだ先は長いぞ。
このルートにはかの有名な有毒温泉があるらしいんだ。
人が浸かれる温泉だけど、高濃度の硫化水素ガスが充満しているから立ち入り禁止の場所。
おもしろいので詳しくは調べてみてください。
それを探しながら歩きます。
しかしこう天気が良いと縦走したくなるよね。
クモマグサじゃないしな。わからん…
中岳方面。
盆地の底にあるので上から眺めることしかできませんが。
風上にいるのでガスの臭いとかはしません。
遠めだと温泉の湯だまりもいまいちわかりませんでした。
でもガスマスクつけてここを降りて入った人がいるそうだからすごい温泉愛だな。
少し近付いたらカメラがおかしくなった。
すごい分厚い雪渓。
ナ「押すなよ？絶対押すなよ⁉︎」
ミク「（無言で）ドン！」
ナ「ギャーーー‼︎」
前々から見たかった有毒温泉も見ることができたので、後は帰ります。
これ夏の間に溶けきるのかな？
エゾノツガザクラ。
ここは今日イチでしたね。
ここから折り返して急降下。
下の雪解けの川に降りるみたいです。
先行者の３人パーティが休憩してて近付くと、
なんじゃこりゃ⁉︎
どうも、天然の温泉らしい。
地図を見れば確かに中岳温泉と書いてある。
私たちも足湯しましたと言われるので、手を入れて見ると、あ、いいお湯。
貯めてある方は冷たく、その上流側の方がいい具合でした。
有毒温泉には突き落としたくせに、こっちには自分から浸かるのね。
湯加減どうですかー。
はぁ、生き返るわ。
あんまりゆっくりしてたらロープウェイの最終に間に合わないので、ぼちぼち帰ります。
温泉の川沿いにエゾリュウキンカ。
おっきな花です。
ここからは基本下りの、緩いアップダウン。
ただし、雪渓が無数に出てきて歩きにくい。
ルートはピンクテープが随所にあるので、不明瞭と言うほどではありませんでした。
夏道と雪渓が交互に。
雪渓とはよく行ったもので、ほんとに山から雪の川が流れてきてるみたい。
あれ、ボクはいつ用水路に迷い込んだんだ？
…てなぐらい水深が深くなってしまった元登山道。
もうちょい。
ここは右回りの周回コースですね。
ここに出るのか。
無事下山。
下の売店でご褒美にソフトクリーム。
下の売店でご褒美にソフトクリーム。
お風呂は大雪山白樺荘ユースホステル500円。
（写真忘れた…）
ポンプの故障で一度抜いてから内湯を貯め直していてまだ溜まっていないですと言われるも、露天は普通に浸かれるそうなので使わしてもらいました。
ほのかに硫黄の香りのするいいお湯でした。
源泉掛け流しらしい。
何より、トムラウシの山の中かというくらい熊笹の生い茂る、野趣溢れる露天風呂が素晴らしかった。
今日も道の駅あさひかわで車中泊。
ここでもう３泊してますね。
なんだかんだ言いつつ、同じことやってる人が多いと心強いんですよね。
ここゴミ箱もあるし。
明日は道東へ大移動の予定です。
本日の出費
食費1383円
入浴500円
ロープウェイ2900円
トータル4783円