昨日、マウスの様子がおかしかった。


いつもは近づくと耳をふせるマウスが、顔をよせてくる。


あまり、元気もない。


馬房に入ったとたん、横になって全身が震えてた。



一瞬、体中が固まった。心臓も止まったかと思った。何も考えられなくなった。頭はパニック状態、目には涙がどんどん溜まってくる。


周りに言われて、獣医さんに電話。マウスの容態を説明して、ただひたすら待った。



馬房の中にいるマウス。横に座っても、全然嫌がらない。顔を寄せてきては、苦しそうな目をしてた。


変わってあげられることなら、喜んで変わってた。




結局、容態はAzutoriaという病名と判定。運動量と、えさのバランスの関係で、全身の筋肉が硬直して、震えてしまう。ひどい場合は全く動けなくなってしまうらしい。とても強い痛み止めを打ってもらって、30分後には薬が効いてきたらしくいつもの表情が戻ってきた。


でもまだ油断はできない。


2,3時間おきに起きて、様子を見に行った。



はあああああああああああ。すんごい心配した。今でも思い出しただけで嫌になる。あんなに泣いたの、久々だなああ。



マウスが、自分にとっていかに大きな存在かを思い知らされた出来事でした。


こんなに怖いと思った事は、あまりない。万が一の場合、そんな事を考えると、怖くてたまらなくなった。


そういう日がいつか来るのはわかってる。でも、まだまだ元気でいてほしい。


近づくと耳をふせる、無愛想なマウスでいてほしい。


大事な物が増える度、少し、また少し怖くなってしまう。でもやっぱり大事なのには変わりない。怖くっても、自分のできる限りで守らなくちゃ。