先日、映画館の暗闇で、私は静かに涙を流していました。それは、感動的なクライマックスシーンでも、美しくも悲しいラブストーリーでもありませんでした。主人公の、日常のふとした瞬間に見せる、喜びや哀しみ、迷い。そんな姿に、自分自身のこれまでの人生を重ねていたのです。

「なぜ、私たちは映画を見て泣いてしまうのだろう?」

そう思ったことはありませんか?それはきっと、スクリーンの中の物語や登場人物たちの感情に、私たち自身の経験や心の奥底に眠る想いが、静かに共鳴するからなのでしょう。

例えば、仕事に悩む主人公の姿に、かつての自分を重ねて涙する人もいれば、家族の温かさに触れて、日々の感謝を思い出す人もいるかもしれません。それはまるで、映画という鏡を通して、自分自身の内面をそっと覗き込んでいるかのようです。

「知らないことはわからない」という言葉があります。私たちは、自分が経験したこと、感じたこと、そして、それによって積み重ねられてきたもの以外の世界を知ることはできません。だからこそ、映画というフィルターを通して出会う様々な人生は、私たち自身の心の奥行きを広げ、豊かな感情を育んでくれる貴重な機会を与えてくれるのです。

映画の中で流す涙は、決して「弱い自分」の表れではありません。むしろそれは、あなたがこれまでの人生で経験してきた喜びも、悲しみも、すべてを受け止め、豊かな感性を育んできた証なのです。

映画を観た後、もしもあなたの頬に涙が伝っていたら、それは心を洗い流し、明日へと進むための大切な儀式なのかもしれません。

過去へのまなざし、未来への希望:
過去の自分を慈しみ、未来への新たな一歩を踏み出すための心の旅。
共感という名のぬくもり:
登場人物たちの心の機微に触れることで、自分自身を深く理解し、他者への共感を育む時間。
心のデトックス:
日常で生まれた心の澱を洗い流し、心を解き放つ、癒やしの時間。

映画は、私たちに「知らない世界」を見せてくれると同時に、「知らなかった自分自身」にも出会わせてくれる、人生の素晴らしいスパイスなのかもしれません。 
 ただし、自分の中にあるものを揺らしてくれるのです

次回、映画館を訪れた際には、ぜひ、あなた自身の心に響く作品を選んでみてください。そして、映画が終わった後、静かに涙が溢れてきたのなら、その涙の意味にそっと耳を傾けてみて下さい。そこにはきっと、あなたがまだ気づいていない、あなた自身の物語が隠されているはずです。

 

 

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零街の片隅

 

 

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