人生の後半に入ってはや○○年が経っていた。

コロナ禍でまた無駄に時間を費やしたような、でもリモートワークで心が穏やか。

平和で幸せなはずの日常だけれど、ストレスがないせいで?生活に追い込みもかけず、だらだらと過ごしている気もする。

油断しているうちに飛び出す筋力も気力が減っているのでは。

昨日、今日と久々にマドンナを観た。

ネットの画像で衝撃。眉毛ないのはべつにいいけれど、唇が。顔も丸くてパンパンだった。

分かりやすい整形はしてほしくなかった。

彼女のLGBTへの理解と啓蒙活動は社会に大きな影響を与えその功績は素晴らしいと思う。

マドンナのファンだった私は海外行く前の20台前半に影響受けておいて本当に良かった。

ゲイの友人もできて何も偏見もなくなっていった。

彼らは自然に男の人が好きになっただけだった。それだけ。人間性は素晴らしかった。

偏見と戦う女はグラミー賞授賞式でも強い言葉を残していた。

彼女は誰にも媚びたりしない。

自分の老いにも負けていないのがかっこいい。

髪型だってファッションだって素敵だ。

誰にも遠慮せず自分を貫いて今を生き切っている。

リモートワークでちびちびやっている場合じゃないわとspotifyで久々に彼女の音楽を聴いた。

自分の中の小さな殻に入っていた古い価値観に気づく。

老い方について。しょんぼりしていた老い方への美徳みたいなもの。

マドンナをみて思った。

それは私が望んでいる価値観じゃないな。

固まった古い思い込みは少しずつ捨てようと思う。