ある女性の患者さんがいた
その人の病院の診断は「鬱病」
しかし何故か彼女は「自分は統合失調症だ」他の患者さんには「私は鬱病ではなく統合失調症だよ」といいはる
そして私が統合失調症なのでやたらと統合失調症の症状を聞いてくる!
よくわからないが精神障害者手帳で2級になりたいみたい
障害年金が2級と3級ならもらえる金額が違うと言う彼女

私にはそんな詳しいことは知らない

ただどの病院に行っても彼女は「うつ病」と診断される
だから統合失調症の症状を集めて3級になりたいみたい   
統合失調症の本には「幻聴、幻覚  お前なんか死ね」「周りが悪口を言っている」とかの代表的な事しか書いてない
統合失調症の私は彼女のお金が欲しくて自分の病気がひどいと認めて欲しいから、私に具体的な症状を聞いてくる
2級3級でそんなに変わるかは知らないが、彼女のお金欲しさに共感出来なかったので、「自分が統合失調症なら別に症状を聞く必要ないじゃん!自分の症状を医師に言えば済む話  私から見たら貴方は統合失調症ではなく発達障害と軽いうつ病!それに私は貴方に
症状を教える気はないから」と冷たく言った
私から情報がもらえないとわかると、他の患者さんに聞きに回っていた

彼女は生活保護をうけながらネコを3匹飼って、ヘビースモーカー、ご飯もたくさん食べ、おやつもポテトチップスのビックサイズもペロリと食べ、ジュース、和菓子、洋菓子などを毎日食べる日々の生活をしているとのこと
過食症ではないと言っていた
そんな彼女の私生活を聞いた入院患者はみんな、彼女には病名や症状を一切話さなくなった

収入にあった身の丈にふさわしい生活をするのが普通
欲しいものがあれば、家賃を3か月も滞納していても、欲しいものを買う

彼女にたいして誰からも同情されず、「素人の私から見ても貴方はうつ病と発達障害」と言い放つ人まででてきた
しかしどの病院に行っても彼女の病名は「うつ病」のまま

年金額が変わるかどうか知らないけど、お金の為にリアルな病気の症状を集めている彼女に好感は持てなかった