施設が決まるまでの間一時保護所という所で生活をする

確か1ヶ月から3ヶ月ぐらいの間だったかな?

その一時保護所には30人から40人くらいの子供がいたと思う

一時保護所での生活で覚えているのは、TVで見た普通の食事のメニュー!普通の定食の様な食事にプラスされたお皿に山盛りにされているキャベツの千切り!

このキャベツの千切りだけでお腹がいっぱいになる程の量

まともな食事をした事がないから体がついてこない
何週間かでやっと完食できるようになってきた



保護所内では大したルールなどない

ただ脱走する子供がいるから、外の塀とかを定期的に見回りをしてたぐらい

広い部屋には何もなく、勉強もしなかった
ラジカセがあったかな?
よくそれで音楽を聴いてた

こんなにたくさんの子供がいるのに、仲良く会話をする子供は全くいない
無邪気に遊ぶ子供もいない

広い部屋で一定の距離を持って1人で過ごす

客観的に見たら不自然だと思う

幼い子供から18歳までの子供の集団生活で全く会話や笑いがない状況


皆んな何かしらの心のキズがあって人間不振の塊になっているから、人と関わるのが怖い

それにここは一時保護所
いずれ皆んな違う施設へと行くのだから「交友関係」など必要しないから

これからどーなるんだろ?

漠然とした不安しかないので他者の事など考える余裕がない

私が自殺未遂を3回繰り返してこの一時保護所に来たのは中学2年生の夏頃...