昨日書いた東大病院の中川先生の著書、
これは2018年10月発行なのですが、その後、
12月先生ご自身に膀胱がんが発覚((( ;゚Д゚)))
ということを、今日知りました。
私とほぼ同期やん(◎_◎;)。
 
発行後2ヶ月のことだったんですね。
書籍の中で先生は「僕はガンで死にたい」
と太字で書いていた…。
なぜなら、ガンはスグ死ぬ病気じゃないし
緩やかにコントロールできるので、
その間にいろんな準備ができる、と。

その部分を読んだとき、確かに仰る通り
なんだけど、それはガン患者本人が言う
のと、未ガンの人が言うのでは信憑性と
重みが違う…と、率直に思ったのですね。
 
記事の中では「まさか、自分が」という
ことや「自分がガンにならないとわから
なかったこと」にも率直に話しておられ
ます。そして
「医師は余命を伝えないほうがいい」
ということも。
 
腫瘍は1.5㎝、筋層非浸潤のようですが、
グレードがHighに近い2とのことで、
標準治療のBCGに対し、得るモノ、失う
モノを総合的に判断して、見送ることに
…だそうです

書籍では「標準治療」絶賛されてました。
そして、家で飲むワインの金額が1本
1500円から3000円に上がったそう(;´∀`)。
おそらくオーガニックワインとか、
酸化防止剤未使用とかに変えたのかな?
こういうのも否定派でしたが(;'∀')。
 
「できる範囲で体を守ってほしい」
という最後のメッセージは沁みます。
中川先生の次の著書は是非読みたい。
技術と知識と、患者の気持ちを理解する
お医者さまが増えてほしいですね。
関心ある方は詳細こちら↓(勝手にリンク)
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