3泊4日の入院・膀胱がん手術の最終日です。
 
あっという間の入院生活でした。
ある意味、入院というのは社会勉強になりました。
いま、介護職の人の過酷労働が話題によくなって
いますが、看護職の人も同様で、さらに命直結なので
ナーバスになると思います。
24時間、命を支えてくれていると思うと(しかも
皆さん優しい)、頭が下がります。感謝です。
 
前夜遅くに退院が決まったので、清算が遅れて
10時には退院してほしいと言われつつ、9:40に
なってやっと請求書が届く。1階に降りて窓口で
清算。高額療養費の窓口負担上限を先に提出して
いたので、支払いは8万3千円ちょっとでした。
今まで病気知らずで、保険料だけいっぱいとられて
いたため文句タラタラでしたが、今回初めて
健康保険のありがたさを痛感(>_<)!
 
排尿痛(排尿後の鈍痛)が残っているので、看護師
さんも「念のために痛み止め出してもらいましょか?」
と言ってくれ、お守り替わりに10回分出してもらう。
お世話になった看護師さんたちにお礼を申し上げ、
10時に無事退院\(^o^)/
 
4日間、ぬくぬくの中にいたので、シャバ(笑)に
出ると「寒~」。
ひとり、出張用のキャスターバッグを携えて、
まるで病院へ仕事に行ってました風の姿で帰る。
幸いなことに、頻尿症状は出ていないので、
普通にバスに乗って帰りました。
帰って早速、身内や今回の件を知っている同年代
独女独居友人3人に連絡。
さらに、近所のスーパーにも買い物。
まだ術後48時間たってませんが(;'∀')…
 
しかし…
本ブログもタイトルに「おひとりさま」をつけて
いますが、入院前、中、後にも「ひとりですか?」
「お身内は?」って何度も聞かれて、げんなり。
日本ってホントに家族主義が濃いと実感します。
確かに2泊した4人部屋はいずれも私以外は誰か
お見舞い来られていました。私は友人にも来なくて
いいと伝えていたので、まったく訪問なし(;'∀')。
でも、全身麻酔じゃないし開腹じゃないし、
弱ってる姿なんて誰にも見られたくないし、最初
からひとりで問題なし、の判断だったのですよ。
それは正解だったと実感しています。

寂しいなんて全然感じないし(そもそも人が多い)、
逆にゆっくりできて、気遣いも不要で快適な
入院生活だと思いました。
唯一不便だったのは、管が繋がっている術後翌日の
朝食のとき、「お箸がとれない( ;∀;)」ので
ナースコールで看護師さんにお願いしたくらい。
おひとりさまでも気兼ねなく、医療が受けられる
日本社会になってほしいもんです。
 
こんなこと言えるのは、今だけかもしれませんが( ;∀;)・・・