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読みやすい本なのでサラッと読めてしまうわけですが
アマゾンのレビューでは、人を見下したような表現がけしからん。
という意見が目立っていますが、個人的には、そういうささくれ立った感情をそのまま
載せている姿勢はリアル感があって好きなんだけどな。
ただ反論したいポイントとしては、正社員として会社で働くキャリアがないと
今後の人生の見通しも暗いという主張について。
本の中ではフリーターやりながら、ハローワークに足げに通うものの
よさそうな求人募集の案件には、経験者のみ。というハードルが並んでいて
面接にすら辿り着けなくて困っている若者の描写シーンがありました。
こういうのは実際あるんだろなーと思う。
僕も食えない時代に働いた環境では、そこでの経験はほぼ何も今後のキャリア形成
として蓄積されていかない内容ばっかりだった。
肉体労働という価値を提供することで、代わりにお金を得るというトレード。
これは確かに、仕事人としてお金以外の価値で積み上げられるものは少ないと思う。
そういう意味ではフリーターを長く続けていくのは
若者にとっては、危ない選択コースなんだろなあと。
確かに会社に属さないと経験できないキャリアが大半なのは解るんだけども
別にサクッと自分で起業したっていいわけだし。
欲しいキャリアがあるなら、環境は与えてもらうだけでなく
多少は自分の動きだけで作り出せることもあるんだし。
僕なんかは最初から企業に就職する選択肢を消したタイプなので
良い意味でも悪い意味でも、似たような選択をする若い子はこれからドンドン
増えていくように思う。
会社に正社員として属するという価値観って、昔の人が思うほど鉄板じゃなくなってる。
会社とはフリーランスの立場で年棒とかで契約するとかさ。
ネットインフラがこれだけ充実してくると、事実ベースとして
個人が個人単位で活躍できるしまう環境が整ってきてるわけだしね。
僕がもし宿無しのネットカフェ住人になってしまっても
一日3時間くらいネカフェのPCからアフィリ作業繰り返していけば
4ヶ月くらいガマンすれば復活できる自信があるんだけどな~
情弱では仕方ないけど、自分で調べる気になったら
たいていの情報は引っ張ってこれる世の中なわけだから
今回の本が終始述べている閉塞感満載の世界観から脱出できる道ってのは
もっともっと、手軽に存在してるよーってこと。
人生コース踏み間違えると、大変なことになる。という論調だけど
与えられる環境に応募して選ばれることのみが再生の道ではないでしょと。
やりたいことは自分発信で出来ることも腐るほどあるんだし。
という感じっす。