昨日曜日相変わらず酷暑の太陽は容赦なく、頼る片影もなく降り注いでいる中、国分寺駅から国分寺万葉植物園に向かっていた。8月の後半になりやっと朝夕は息を吸うことも、吐くことも出来るようになってきた。そろそろキツネのカミソリが撮影可能な時期と思っても、手近な場所は綺麗に咲いてないので、過去の撮影場所を思い出していると、国分寺の万葉公園の光景が浮かび上がってきた。武蔵国分寺は1300年前に聖武天皇により建てられた国分寺の後であり、国分寺崖線は「ハケ」と呼ばれ、ハケ下の各所から湧き出す水が豊かにあり、「お鷹の湧水路は格好の散歩道として知られている。国分寺の跡地の近くに万葉植物園があり、万葉集の中から選ばれた園内の各所に立て看板に和歌が書かれて、癒しの空間を形成している。この湧水が森を育て、農業用水として縄文時代から付近に豊かな地帯を作っていた。資料館には国分寺の資料が陳列されている。

 

 この国分寺崖線を利用して殿ヶ谷戸公園がある。明治に岩崎家の別荘があり、このハケの格差を利用して回遊式庭園が造られており、東京都の公園の一つになっており、季節の植物が鑑賞できるようになっている。

 

 この2か所で撮った写真を2回で披露したい。

武蔵国国分寺跡

 

万葉公園入口

 

 

 

百日紅

 

キツネのカミソリ

 

お鷹の道遊歩道