''' 田中久米生さんと伸子さんとは40年来の友人である。久米生さんは家業を継ぎ、金平糖を永年作っていた。宮内庁ご用達の金平糖であり、関東近県で最高の製品を作り続けていた。金平糖を作るのは並大抵の努力では出来ない。赤銅の大きな壷状の容器を回しながら下から温め、金平糖の芯に蜜を少しづつ掛けながら角が生えていく。何日も同じ作業を繰り返してやっと製品を得ることが出来る。この技術がなくなるのは、ものすごく残念なことであったが、時代の変化ともろもろの条件の不一致が、この家業を中止せざるを得なかった。
 趣味で作っていた陶器を今度はご夫婦で始めた。伸子さんはもともとの素質に加え、研究熱心に陶器を作り続け、数々の女流作品賞を受賞している。
 昨12月4日から9日まで銀座の「ギャラリー近江」で二人展が開かれた。写真はその一部である。還暦を迎えたお二人の作品であり、暦が戻って新しい挑戦の展示会でもあった。星が作品の中にきらめいているが、言うまでも無く「コンペイトウの星」である。 '''

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