07近所の秋(2) 先回の柿の実のすぐ脇に大きな楓の木が紅葉していた。永年住んでいながら迂闊にもこんな楓がすぐ近くにあるとは思わず、離れた名所の楓にうつつを抜かしていたのだ。バイパスの脇のボーイスカートのキャンプ実習地の片隅に人の注目を集めずに盛りを誇示していた。落ちかかる日を真正面に浴び金色に輝いていた。 ひたすら楓・かえで・カエデ