プロローグを現地で見てきました。
本当に素晴らしい公演だった。
まさか、あんなに沢山の演目を演じてくれるとは想像してなかったし、演出も斬新で、決してありきたりなショーにしたくないという思いが伝わってきた。
試合さながらの演出、生演奏とのコラボ、プロジェクションマッピングを使っての演技。
プロデューサーであり、演出家でもある羽生結弦の真骨頂を見た気がした。
生まれもっての才能だけではない。
そこには想像もできないほどの学びと努力があったのだろう。
責任感、プライド、そして、何よりいいものを見せたいという信念があり、短期間でこれだけのクオリティーのものを完成させることができたのだろう。
本当に頭が下がる。
また素晴らしいスタッフにより、チーム一丸となって、あれだけのショーを作り上げ、大成功に導くことができたのだと思う。
それもまた羽生さんの人望なのだろう。
現地では、羽生さんのグッズを持ってる人、身につけている人がたくさんいた。
北京落ちと書いたバナーを持っていた可愛らしい親子、スポーツウェア姿の男性、杖をついた方、車椅子の人。
皆、羽生さんを見るために、ここまで足を運んでくれた人たち。
自然と心がほぐれてなんだか幸せな気持ちになる。
それにしても、いきなり6分間練習から始めるとは
誰も想像していなかったのでは?
アイスショーとは違う、真っ白な照明で舞うSEIMEI。
そう、私はそれが見たかった。
アイスショーしか見たことがなかった私が、初めて試合を見た時に、眩しささえ感じた明るい照明。
羽生さんの姿がはっきり見えて、嬉しかった。
試合さながらの演出では、私自身も緊張したし、ジャンプを跳ぶたびに祈った。
こんな感覚をまた呼び起こしてくれたことに感謝したい。
衣装替えの時に流れる動画が次の演技につながっていくので、全てが途切れずに流れていく。
それがまるで映画を見ているように引き込まれる。
羽生結弦のスケート人生を、羽生結弦のスケートで、その演技でたどっていく。
私(たち)は、過去から現在への時間の旅に身を委ねながら、当時の自分の感情もまた思い出す。
最初の映像はスケートに出会うところから。
これから波乱万丈のスケート人生が待っているとも知らずに、無邪気に微笑むちびゆづが愛おしくて、涙が出てくる
羽生さんが振り付けたというプロジェクションマッピングを使っての演技。
まるで絵画を見ているようだった。
リンクの上で舞っているのだということを忘れてしまうくらい絵の中に違和感なく溶け込む羽生さんの動き。
とても幻想的で美しい。ずっと見ていたかった。
そして、サザンカの曲と共に動画が流れる。
これはあかん
まるで、羽生さんのことを歌詞にしたようなあの曲。
完全に泣かせにきてるやろ〜
表彰台のてっぺんを悔しそうに眺める少年。
もう、そこからじんわりと涙が流れそうになる。
中国杯のケガ。松葉杖の表彰式。
声が出そうになるのを必死で堪えていたら、
同じ列から嗚咽が聞こえてきた。
気づくと周り中が泣いていた。
ソチからずっと見てきた。
何もかもが完璧な彼に対して、随分嫉妬もされたね。
でも、私たちファンは知っている。
苦しい時の方がずっと多かったよね。
何度も倒れて、その度にまた立ち上がって、さらに強い姿を見せてくれる人。
そして苦しかった時の何倍もの幸せをくれる人。
そう、私はそんなところに堕ちたのだった。
今日ほど声を出せない辛さを感じたことはなかったな
羽生さんに「ありがとう」って言いたかったから。
でも、バングルの青い光が声を出せない私たちの代わりに「ありがとう」のメッセージを送ってくれた
私のところには手紙はまわってこなかったけど、青い光を見た皆が、自分も…と、バングルを青くしてた。
そのいきさつがわからなくとも、心がつながった瞬間だった。
こんなに素敵なサプライズが待っていてなんて(どんだけ使うの…この絵文字スタンプ💦)
本当にきれいな星空のようだった。
いつも終わると寂しくなるのに、今回あまりそれを感じなかった。
心が満たされて、幸せな気持ちの方が優っていた。
ガイドブックを読んだ感想とか、「僕なんかの…」の発言とかについて、まだまだ書きたいことがあったけれど、それはまたいつか書けたら。
ブログを書き終えるまで、録画したプロローグも封印してるので、早く見たい‼️
最後に
現地でお会いしたたくさんのゆづ友さんたち、ありがとうございました。
初めましての方、お久しぶりの方、まいど‼️の方(笑)とても楽しかったです
今回は残念ながらお会いできなかった方。
「楽しんで!感想聞かせてね」って言ってくれてありがとう。(八戸当選祈ってます)
またどこかでお会いできたら嬉しいです
みんな、ゆづが繋いでくれたご縁だよ。
ゆづ、本当にありがとうね
安定の長文ブログを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
(本当はね、もっともっと長かったの。
これでもだいぶ端折りました)