cinenote N

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新旧映画にときどき音楽のこと

音楽は毎度古いもんしか聴けてないので諦めきっているのだが

最近は映画も新作を観れていない。

「シュリ」もファスビンダーやジョン・ヒューストンの一連にしても、

ジョージア映画祭もリンチの「デューン」も、「ザルドス」も…と

書き連ねているだけでカビが生えてきそう…っていうのはひどいが旧作三昧でヤバい。

最近見た新作は「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」とか「フェラーリ」

あと「フュリオサ」ぐらいか。

ミニシアター系のインディな作品は一日まるっと上映スケジュールが組まれている期間が短くて

そうこうしているうちに時間が合わず見に行けないケースも昔に比べれば増えた。

よくわからん近年作のリバイバルも多いし…近年って思うのはあたしだけか?!

…なんてこといっても、自分の旧作鑑賞には無関係なんだけどさ。

たまには意識的にフレッシュな気分にならねば。

 

最近見てよかったのは再見だけど(初見は去年のイタリア映画祭)

「夜の外側」がダントツ。

 

人物関係ようやく把握できたのもあるとはいえ(…)

近年見た中でも圧倒的なストーリーテリングが何度観てもすばらしい。

感想はこれ

そういや、「エドガルド・モルターラ」などベロッキオ作品常連化している

ファウスト・ルッソ・アレジ氏はトニさんに並ぶここのところお気に入りの

イタリア人俳優だけど、誕生日が一緒なの〜♪(年は違うけどなっ)

 

 

ほんとに再結成が発表されたOasis

ライブツアーは来年7月からとまだまだ時間はあるけれど

ひょっとして新作のレコーディングもするのだろうか?

まあふたりともいい大人になったのだし無謀なことはしないだろうと思いつつ

…とはいえわからんが しないほうがいいよと願いつつ

とりあえず、最後まで、仲良くしてほしいですねえ

 

元職の後輩ちゃんは例のライブ直前の大喧嘩でノエル完全脱退のために

中止になったパリのチケットを持っていて

当時はあの兄弟ぜったい許さん😤と怒っていたけども

まだ怒ってるのだろうか??

 

 

この前の旧ツイッターで出てきたこれ

 

 

なつかしいー

たぶん初めて出かけたフェスではないだろうか。

一緒に行ったのは高校のロック友だったマキちゃん。

行き帰りは一緒だった記憶がないのでそれぞれ親戚のところに泊まって

横浜で集合したんだと思う。

見ての通り不思議なラインナップのフェスではあるけども

サザンが出てるということでライブの前に

スタジアム近くにある原ぼうのご実家の天ぷら屋さんへ

天丼を食べに行ったらば、田舎の子だった我々にお店のおじさんが

「これからコンサートに行くの?」って話しかけてくれて優しかった。

しかしライブ本編はほとんど覚えていないのだけど。

 

さてマキちゃん。

実家が遠くで学校近所に一人暮らしをしていた子は何人かいたけど

マキちゃんもそんな子で、よく部屋に遊びに行ってはレコード聴いたりしてた。

チープ・トリックではベースのトムの大ファンで

部屋にはトムの写真がたくさん飾ってあった。

友だちになったきっかけも私が別な友だちと前の年に

仙台へチープ・トリックを見に行ったよって話がきっかけ。

横浜に来るのを知ったとき、じゃあ夏休みだし一緒に行こうよ!

ということになったんだと思う。

なので当日も当然トムに大声援を送っていた。

始まる前か途中から雨が降ってきてかっぱに身を包みながらも

ぴょんぴょん跳ねながら「トムー!トムーーー!!」とやっていたのだが

席が遠かったにしてもなんだかトムちっちゃくね?と思った。

なのでマキちゃんにスタイルとか髪の毛のクルクル具合とかトムっぽいけど

違うく見えない?とこそっと話したら

彼女もさすがに「なんかちょっと違う?」と感じてはいたらしいけど

気のせいかもしれないからーと構わず「トムー!トムーーー!!」とやっていた。

それらしき告知は会場で見つけられなかったし。

 昔はSNSどころかインターネットだってなかったしねえ。

結局最後まで疑念を抱きつつも盛り上がってライブは終わったんだけど

実家に帰る新幹線の中とか、もしくは帰って早々か忘れたが

トムは来日直前に脱退していて、

あの日ベースを弾いていたのはピートだったことを知った。

その後にリリースされた「オール・シュック・アップ」のジャケットには

トムの写真は使ってあったけど。

やっぱりーってその時の今更ながらかなりがっかりして

その後トムがカムバックした「永遠の愛の炎」がでるまでは

チープ・トリックとはご無沙汰だった気がする。

判明した以降のマキちゃんの反応は覚えていない。

やがて受験だ何だで忙しくなってつるむ機会も減っていったうちに

いつの間にか疎遠になっていたな。どうしてるだろう、マキちゃん。

 

…と久しぶりにほろ苦思ひ出を思い出したのでありました。