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経営スペシャリスト望月亮秀の経営サポートブログ

経営者やビジネスパーソン向けの経営に関することやビジネスの発想方法などについて、平日毎日、情報発信しています。

プレミアムフライデー


高級な金曜日


-


仕掛け人が政府の特別セールが始まる。


その名も「プレミアムフライデー」


プライスレスではなく、


ちょい高めの商品を購入してもらいたい。


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2%の物価上昇を目指す政府にとって、


消費の伸び悩みは一つの頭痛のタネだ。


なんとか消費を牽引したい。


苦肉の策で、


経済産業省と経団連とが


消費喚起運動をスタートさせる。


まずは百貨店から


「商品のご提案」を始めていくようだ。


-


さらに、


政府の働き方改革を絡ませて、


「プレミアムフライデー」を


残業無しに誘導する。


社会人を早くに帰せば、


帰りにプレミアムな商品を買ってくれる。


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お祭り好きの日本人は、


いつのまにかハロウィンも


季節的イベントにしてしまった。


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「仕事をやめ、街へ出よう」


コンセプトは良いが、


果たして官主導の消費喚起は


うまく行くだろうか。


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仮に、


3時退社を義務付ければ、


他の日の残業か休日出勤が増えるだけだ。


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仮に、


消費が月末金曜日に集中すれば、


店舗の混雑で機会ロスが大きくなるし、


他の日の消費意欲が減退する。


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割増な高級なプレミアムな商品では、


経済全体を引っ張る力はない。


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なぜ「君の名は」がヒットしているのか?


なぜ子どもたちが「PPAP」を踊るのか?


そういうことも考えていかなければ、


安直な答えは


すぐに終わることになる。


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大きな流れは、小さいところから。


大きな流れは、日常的なところから。



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時代の変化はめまぐるしい。


シンガーソングライターの


ボブ・ディラン氏が


ノーベル文学賞を受賞した。


歌手としては初の受賞。


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音楽の作詞を文学と呼べるのか?


もちろん、


アルフレッド・ノーベル氏は、


読書家であると共に、


自ら作詩をしたり、


戯曲を書いたりもしていた。


その背景から文学賞が創設された。


だとしても、


musicとpoemの間には


境界線があったのではないか。


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受賞理由には、


「アメリカの偉大な歌の伝統の中で、


新しい詩的な表現を創造してきた。」


とあげられている。


言葉をつむぐ行為は、


作詞も、作詩も、作文も、


同一視するという新しい観点を


ノーベル文学賞は打ち出したのだろう。


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時代はBorderlessだ。


小説も、詩も、音楽も、


詩的表現は共通しているということだろう。


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ノーベル文学賞の伝統を受け継ぎつつ、


新しく受賞者の範囲を広げる。


選考会議では、


こんなやり取りがあったかもしれない。


「時代の変化はめまぐるしい。


ノーベル文学賞も、


時代に合わせて


変わっていかなければならない。


"Like a rolling stone "」



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10年くらい前に人気になった


アメリカのテレビドラマ、


HEROES(ヒーローズ).


日常生活を送っていた人が


急に超能力に目覚めて、


世界を救うために


仲間と共に悪い超能力者と戦っていく話。


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来月、10月3日から


日本政府がスタートさせるのが、


e-LAWS(イーローズ).


これまで官僚が苦労していた


法令の文章作成を


キーワードを入れるだけで作れるようになる。


膨大な法令文章のビッグデータが、


キーワードだけで「改正案」を準備してくれる。


劇的に時間短縮が図れるという。


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「あなたに送る」のか、


「あなたへ送る」のか、


もう悩まなくていい。


答えは機械が教えてくれる。


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超能力を持たなくとも、


我々は、すでに


手の中に、


最新のニュースと、


宇宙創生の歴史と、


友人の昨日の晩ご飯と、


首相の演説と、


どこにでもつながるアーカイブを持っている。


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ビッグデータとAIは、


思考力の省力化をもたらすのか?


思考力の低下をもたらすのか?





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山本五十六海軍大将と言えば、

「やってみせ、

 言って聞かせて、させてみせ、

 ほめてやらねば、人は動かじ。

 話し合い、

 耳を傾け、承認し、

 任せてやらねば、人は育たず。

 やっている、

 姿を感謝で見守って、

 信頼せねば、人は実らず。」

という人材育成の要諦となる言葉が有名だ。

-

その山本五十六氏が海軍に入る前に

卒業したのは、

旧制新潟県立長岡中学校(現在の高等学校)。

この旧制中学校の創立は、

1872年、明治5年のことだ。

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ちょうど明治維新直後の頃、

新潟県長岡市は、

当時、長岡藩という藩だった。

その長岡藩は、

戊辰戦争で、奥羽越列藩同盟に参加、

新政府軍と戦争をした。

結果、敗戦。

領土は焼け野原となった。

石高が

 7 万 4 千から 2 万 4 千になったというから、

ほぼ収入が1/3になった。

-

当時の藩士に小林虎三郎という人がいた。

彼の手紙に

「士族の中でも日に三度の粥を

 すすることができない者もいる。」

と書かれていた。

当時のお粥は、現代のお粥とは違って、

米にひえやあわを混ぜて

薄めて膨らませたものだった。

そんなお粥でさえ、ままならなかった。

-

そんな状況下、

他藩から「米百俵」が

長岡藩に送られてきた。

長岡藩の藩士たちは、

日々の暮らしに事欠く状態なので、

当然、米が分けられると考えた。

だけど、

参事という上の立場にいた小林虎三郎は、

「米百俵」を売って、

教育に必要な書籍を買うと主張した。

これには、藩士たちは大反対をした。

-
 
「今日明日の飯にありつけない者があるのに、

 本を買ってどうする。

 本では腹はふくれない。」 

米を少しでも分けてくれと

小林虎三郎に訴えた。

それでも、小林虎三郎はこう言ったという。

「この米を、

 一日か二日で食いつぶして

 あとに何が残るのだ。

 国がおこるのも、ほろびるのも、

 まちが栄えるのも、衰えるのも、

 ことごとく人にある。」 

「この百俵の米をもとにして、

 学校をたてたいのだ。

 この百俵は、今でこそただの百俵だが、

 後年には一万俵になるか、百万俵になるか、

 はかりしれないものがある。

 いや、

 米だわらなどでは、見つもれない

 尊いものになるのだ。

 その日ぐらしでは、

 長岡は立ちあがれないぞ。

 あたらしい日本はうまれないぞ。」

(山本有三氏の戯曲「米百俵」より抜粋) 

-

そして、

小林虎三郎は米を売って書籍や器具を買い、

国漢学校を開設した。 

これが、

小林虎三郎の「米百俵の精神」 として、

有名な逸話になっている。

-

そして、

この長岡の国漢学校のうち長岡洋学校が、

廃藩置県後も名前を変えて残り、

旧制新潟県立長岡中学校となった。

-

人を残すという考え方、

これは時代が変わっても、

いや、

もしかしたら、

21世紀の今だからこそ、

必要な考え方なのかもしれない。


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プラス思考とプラス志向

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「プラス思考」がもてはやされている。

一見すると、

ネガティブな人に比べて

ポジティブな人が良いと

考えてしまうが、

果たしてそうなのだろうか。

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営業マンAさんは、

明るく、人当たりも良く、

何よりやる気があったので、

B社長はすぐに採用を決めた。

採用してまもなく、

Aさんの日報には、

見込み顧客が

他の営業マンの倍も書いてあって、

「これだけ見込みがあれば

すぐに契約に結びつく。」

とB社長は思っていた。

しかし、

その後数ヶ月経っても、

数える程しか契約にならず、

B社長はAさんに尋ねてみた。

「契約が少ないがどうなってるのだ?」 

すると、

Aさんは、

「私は、話が弾んだお客さんたちは、

みんな見込み顧客だと思っていたのですが、

いざ契約となると、

買ってくれないのです。」と答えたのだ。

Aさんは、

売れる芽のないお客さんにも、

上手くいくと思って、

時間をかけて営業活動をしていたのだ。 

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一方、

人が少ないときに泣く泣く雇った

根暗なCさん。

B社長が思ったとおり

なかなか契約も取れずにいた。

しかし、3年経った今では、

やり手営業マンに追いつきそうな

契約件数を達成している。

B社長が話を聞いたところ、

「私はネガティブなので、

商品が売れるとは思いませんでした。

けれど、

何をするとダメなのかを

少しずつ排除していったら、

だんだん売れるようになってきました。

それで、

今はどういう理由で

お客さんが買ってくれたのかを考えて、

営業活動に生かしています。」

とCさんは応えたのだ。 

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プラス思考のAさんとプラス志向のCさん、

あなたならどちらを雇いたいですか。

 
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今日気になったのは、

「母親の就業率、過去最高の68%」の

ニュースです。

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このニュースは、

明日の朝刊にも載るでしょう。

元ネタは、

厚生労働省の

「平成27年 国民生活基礎調査の概況」

から来ています。

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この調査の概況には、

「児童のいる世帯の状況」も記載されており、

ここでは、

昭和61年に全世帯に占める児童のいる世帯の割合46.2%が、

平成27年に全世帯に占める児童のいる世帯の割合23.5%になっています。
 
たった30年で

17歳以下の子どものいる世帯が半数になっているんです。
 
逆を返すと、

「65歳以上の者のみの世帯」は、

昭和61年に全世帯に占める65歳以上の者のみの世帯の割合6.2%が、

平成27年に全世帯に占める65歳以上の者のみの世帯の割合25.2%になっています。
 
「65歳以上の者のみの世帯」は

30年で4倍です。

-
 
この数字を見れば、

日本の消費の動向が

明らかに変わっていることがよく分かります。

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何を売るか?

よりも、

何が売れるのか?

そんな視点も必要な時代かもしれません。



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「米百俵の精神」

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長岡藩士小林虎三郎の話。

話は、明治維新直後の日本での出来事。
 
今の新潟県長岡市や新潟市にあたる長岡藩は、

戊辰戦争のときに、

新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に参加、

敗戦し、

領土は焼け野原となった。

石高は5万が没収され、

7万4千から2万4千に一挙に減らされたと言う。

収入がほぼ1/3になった。

藩士小林虎三郎の当時の手紙には

「士族の中でも日に三度の粥を

すすることができない者もいる。」

と書かれていた。

それくらいに藩財政は困窮し、

藩士たちは日々の暮らしに事欠く状況だった。

当時のお粥は、

米にひえや粟を混ぜて薄めたもので、

ほとんど水だったにもかかわらず、

それすらまともに食べれないくらいだった。

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そのような状況で、

他藩から米百俵が長岡藩に贈られて来た。
 
藩士たちは、

当然米が分けられると考えた。

しかし、

参事の立場にあった小林虎三郎は、

米百俵を売って

教育に必要な書籍や器具を買うと主張した。

これを聞いた藩士たちは、

当然、大反対をした。 

「今日明日の飯にありつけない者があるのに、

本を買ってどうする。

本では腹はふくれない。」 

米を半数でも分けてくれと訴えた。

中には、

小林虎三郎に斬りかかろうとする者もいた。

それでも、

小林虎三郎はこう言ったのだ。 

「この米を、

一日か二日で食いつぶして

あとに何が残るのだ。

国がおこるのも、ほろびるのも、

まちが栄えるのも、衰えるのも、

ことごとく人にある。」 

「この百俵の米をもとにして、

学校をたてたいのだ。

この百俵は、今でこそただの百俵だが、

後年には一万俵になるか、

百万俵になるか、

はかりしれないものがある。

いや、

米だわらなどでは、見つもれない

尊いものになるのだ。

その日ぐらしでは、長岡は立ちあがれないぞ。

あたらしい日本はうまれないぞ。」

(山本有三氏の戯曲「米百俵」より抜粋) 

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そして、

小林虎三郎は主張通りに

米を売って書籍や器具を買い、

学校を開設した。 

その学校からは幾多の人物が輩出された。

その生徒の中には、

あの山本五十六もいた。

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小林虎三郎は、

江戸で佐久間象山に師事し、

同門には吉田松陰がいた。

連綿たる教育の流れが、

佐久間象山から山本五十六、

そして、現代の私たちにも流れている。

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ビジネスの成功は、

会社の成長は、

社員にかかっている。

社員が結果を出すために、

どこに「米百俵」を使うのかを

しっかり考えなければいけないのだろう。


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平成28年8月1日
国土交通省発表

建設業法における登録解体工事講習の実施機関
 
公益社団法人全国解体工事業団体連合会

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これにより、
一級建築施工管理技士などの有資格者が
解体工事業種の専任技術者となるための
登録講習を、
公益社団法人全国解体工事業団体連合会が
実施することになりました。
すでに日程も発表されています。

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なお、
建設業許可上の解体工事業種の
事務所専任技術者となる資格に、
解体工事施工技士試験合格者が追加されました。

8/1官報を確認いたしました。
解体工事施工技士は、
昨年度までの合格者も対象です!

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