秋が深まり、全国各地では収穫を感謝して秋祭りが行われています。
道後の秋祭り、豪快な御神輿の「鉢合わせ」も見たかったのですが、予定が合わずみることができなくて残念……
毎年、お祭りに参加して燃え尽きている西条出身のスタッフから、西条の人は「お祭り命」で、お盆、お正月に帰省しなくても祭りには帰って来ることや、お祭りを中心にして1年が回っていること、お祭りが終わったあとは感極まって号泣することなどなど………… 西条まつりの素晴らしさをたくさん聞かされていたので興味深々。
ちょうど予定も合ったので、これは是非、見にいかねばということで、初めて見にいってきました。
西条まつりは江戸時代の初期に、西条の各地区それぞれの神社で五穀豊穣を感謝する秋祭りとして始められたそうです。
一般的には、その中で最大の伊曽乃神社の祭礼を「西条まつり」というそうです。
15日の深夜未明、各町内で作っただんじりに美しいロウソクの火が灯り、伊曽乃神社に御神体を迎えにいく「宮出し」でお祭りが始まります。
各町内のだんじりの数は、80台以上もあるそうで、町内の若者たちに引かれて出立します。
秋風が吹く中、多くの提灯を灯しただんじりが哀調のある唄ともに、伊曽乃神社に向かってゆっくり進んでいく様子は美しく、秋の深まりが胸に迫ってきて、叙情的であり、幻想的でもあります。
だんじりは伊曽乃神社の御神体をお迎えするために練りを奉納したあと、境内に集結。
夜明けとともに、御神体をのせた御神輿が出立すると、お祭りの始まりを祝うように綺麗な朝焼けが広がってきました。
朝焼けの中、御神輿を送り出しただんじりは、静かにおのおのの町内に戻っていき、思い思いに1日を過ごすそうです。
15日、市中を巡った御神体は、御旅所というところで休憩をされるそうです。
16日の深夜、だんじりは再び御旅所に集結しはじめ、
順番に休息されている御神体の前で、だんじりは激しく担ぎ上げられ、躍動感ある練りを奉納していきます。
次々と練りが奉納されていくにしたがい、気分は高揚し、いよいよお祭りは盛り上がってきます。
御旅所に全部のだんじりが集結した豪華さ、きらびやかさは圧巻です。
このあと、だんじりは統一運行で市中を練り歩き、旧西条藩主邸の「御殿前」での奉納などを行い、最後のクライマックスの「川入り」へとなだれ込むということですが、残念ながら私は用事があったので、今年は御旅所までしかみることができなくて、泣く泣く帰宅しました。
夜に見た西条まつりは、叙情的、幻想的であり、荘厳な雰囲気に包まれ、素敵な体験でした。
来年は是非、「川入り」も見てみたいし、できたらちょっと参加させてもらえないかなぁ……. などと思ったりして………..
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