2023年8月、2泊3日で山陰旅行に行ってきました。直前まで急性虫垂炎及び腹膜炎の手術で入院しており、担当の先生に出発の可否を尋ねたところ、回復も良好なので無理しない程度にということでOKサイン。しかし車の運転は控えた方がいいとのことでしたので、予約していたレンタカーはキャンセルすることにしました。
2023年8月25日(金)、羽田空港を7時10分に出発するJALの出雲行きの便に搭乗。朝早くの便ということで、羽田空港近くのホテルに前泊でした。
出雲空港からバスに乗り、そのまま 出雲大社 へ。2017年に来た時は悪天候の下での散策でしたが(旅行記)、今回は幸いにも天候に恵まれました。
こちらは「祖霊社」。先祖の御霊が祀られているとか。
「神楽殿」にやってきました。
こちらが 神楽殿 。巨大な縄が有名ですよね☆
この「大注連縄」は長さが13m、重さは5.2トンにもなるそうで、数年に一度新しいものに懸け変えられるそうです。
こちらが出雲大社の本殿。1744年に建てられたもので、神聖な場所であるため中へ入ることはできません。
歴史を感じさせてくれる本殿の端垣。厳粛な空気を感じることができました。
最後に「拝殿」を見学。先ほどの神楽殿よりも一回り小さなものになりますが、それでも立派な縄でした。
このあとは昼食。出雲といえばやはり「出雲そば」ということで、出雲大社からすぐの老舗・田中屋 さんでいただきます。
6年前にも訪れたこちらのお店。名物の 出雲そば はツルツルでとても美味しかったです。
こちらは参道沿いにあった何とも味のある建物。老舗の旅館のようでした。
参道を歩くこと数分で、一畑電車の 出雲大社前駅 にやって来ました。
こちらは展示されていた日本最古級の電車。映画「RAILWAY」の中でも登場したようです。
何ともレトロな運転席。
そしてレトロな車内に気持ちを掻き立てられます。
出雲大社前駅から出雲市行きの列車に乗り、途中の川跡駅で松江しんじ湖温泉行きに乗り換え。なかなか味のある車両ですね。
松江しんじ湖温泉駅からタクシーに乗り、この日の宿・皆美館 に到着です。
割と街中にある松江しんじ湖温泉ですが、旅館の中へ一歩入ると静寂な雰囲気が広がります。
着物を着た除菌アルコール。いいですね。
部屋からは宍道湖の風景と、宍道湖大橋がよく見えました。壁一面が窓になっており、素晴らしい眺めです☆
部屋には温泉も付いていましたが、退院から間もないことで病院の先生から入浴はしばらく控えるように言われてましたので、残念ながら湯船に浸かることはできず(苦笑)
少しだけ部屋でくつろいでから、周辺の散歩へ出かけます。これまた雰囲気のいい喫茶店がありました。
こちらは堀川。遊覧船乗り場が見えますが、この次の日に乗ることになります。
通りは石畳で、こちらもいい雰囲気でした。
巨大な傘。すごい!
橋を渡って向こう側へ行こうとしたところで雨が降り出し、散歩は終了。宿の方へ戻ります。
旅先でマンホールの蓋を見るのも楽しみの1つ。情緒あるデザインでした。
宿へ戻って夕食を頂きます。温泉宿の献立を見るとワクワクしますよね♪
まずは前菜から。上品な味付けの料理がまた素晴らしい。
左から「洋風茶碗蒸しもろこし餡かけ」「グランサーモン葱味噌焼き」「長芋と胡瓜梅肉和え」、どれもホントに美味しいです。
「鮎焼き浸しと米茄子オランダ煮」、優しい味で心も温まります。
「しまね和牛ロースト」、想像通りの美味しさでした。
こちらは「雲丹釜めし」、ちょうど好みの炊き加減で最高でした☆
締めは3種類のデザート。やっぱり温泉旅館で頂くコース料理は贅沢な気分になり、ほっこりとした時間になりました。
…ということで、この旅1日目が終了。病み上がりで身体に気を使いながらではありましたが、元気な時(苦笑)に立てていたスケジュールをほぼ予定通りにこなすことができたのでした。
※【出雲/松江旅行記②】に続きます。
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[2023年・出雲/松江旅行記]
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