今日もお疲れさまですパンダ

 

オープン戦の最中ではありますが、この3連休を利用して中華人民共和国・上海(シャンハイ)へ旅行してきました。

 

当初はお正月明けに行く予定でサブロー選手の引退試合の頃から飛行機とホテルを予約していたのですが、諸事情で日程変更となったものでした。

 

3月17日(金)、仕事を終えて適当に時間を潰し、昨年12月の台湾(斗六/台中)以来となる羽田空港国際線ターミナルへ。

 

 

 

事前の調べでは上海の空港での外貨両替は、東京よりも手数料が高いということでしたので、出発前に中国の通貨である人民元を用意しておくことにしました。

 

 

…ちなみに羽田空港では100元札のみしか用意できないとのこと。手数料込のレートは1元=18.33円でしたので、この後も円換算は全てこのレートで行いたいと思います。(100元≒1833円ですね)

 

 

0時前に搭乗手続きと出国審査を終え、午前2時の便で出発!上海へは約3時間40分のフライトとなりますので、石垣島への所要時間と同じくらいですね。

 

 

 

上海の詳しい場所はこちら。東京から福岡のちょうど延長線上で、同じくらいの距離といったところですね。

 

 

(Google Mapより)

 

 

そして現地時間4時40分(日本時間5時40分)に上海・浦東(プウドン)国際空港へ到着!

 

 

 

早朝ということもあって15分程で入国審査を終えて空港ロビー内へ。まだ交通機関は動いていない時間帯なので、しばしここで待つことになります。

 

 

 

何やら風変わりなビジュアルですが、どうやらここは空港内のホテルへの入り口のようですね~

 

 

 

こちらは地下鉄の改札前で始発を待つ人たち。まだ午前5時過ぎということもあって、シャッターは閉じたままです。

 

 

 

とりあえず開いていたスタバでコーヒーでも飲みながら時間を潰すことに。ちなみにスターバックスコーヒーを中国語にすると「星巴克珈琲」となるのは、台湾でも同じでした。

 

 

 

空港から上海の中心部である「南京東路」までは地下鉄だと約1時間の距離なのですが、途中の龍陽路という駅までは「マグレブ」という、日本で言うところのリニアモーターカーに乗ると大幅に時間を短縮できるのです。

 

 

 

窓口が開くのを待ってチケットを購入。往復80元(約1466円)とかなり高めですが、何しろ世界初の磁気浮上式鉄道なだけに乗る価値は十分あります♪

 

 

(地下鉄だと片道7元≒128円)

 

 

こちらがマグレブ(現地では磁浮と呼ばれているようです)の改札。写真右下には荷物をチェックするセキュリティシステムが見えますが、改札の前にこちらを通さねばいけません。

 

 

 

マグレブの最高速度は何と430km/h!地下鉄の5倍以上で、何とF1よりも速いんですよね☆

 

 

 

こちらがマグレブ。始発ということで既にホームに列車が入ってました。

 

 

 

こちらはエコノミーシートで全席自由席。片側3席ですが、さすがに早朝ということでガラガラだったため、好きなだけ席が使えました(笑)

 

 

 

ちなみにもし混んでいても、バッグを置くスペースは確保されてますね。

 

 

 

いよいよ出発!スピードメーターがあっという間に300km/hを超えますが、朝と夕方以降はここまで。それ以外の日中の時間帯は430km/h出すそうです。

 

 

 

浦東国際空港から龍陽路駅までは地下鉄だと44分かかるんですが、マグレブだと何と8分で到着!とにかくあっという間で、ホントに列車が地面から浮いているというのがわかりました。

 

 

 

「磁浮龍陽路駅」と書かれてますが、ここ中国では「簡体」という従来の漢字を崩した文字が使われており、そのため「これ何て書いてあるの!?」という文字も色々出てきます。

 

 

 

ここからは地下鉄2号線に乗り換え。

 

 

 

今回の2泊3日の旅では目的地が全て地下鉄の沿線にあるため、ここで3日間のフリーパスを購入。これが45元(約825円)でした。

 

 

…下がそのチケットで、上は領収証。ちなみに自販機では買えず、窓口だけで販売しているようでした。

 

 

竜陽路駅からは約14分で、今回のホテルの最寄り駅である南京東路駅に到着。

 

 

 

構内に置かれていたATMは、もちろん中国の銀行のものですね。

 

 

 

そして上海最大の繁華街・南京東路(ナンジンドンルウ)に降り立ちました!

 

 

 

この時点ではまだ8時前ということで、人通りはほとんどなし。

 

 

 

通りの真ん中?あたりにはちょっとした広場がありました。奥に見えるのはバンドタワーと呼ばれるビル。

 

 

 

そして太極拳を行う人たち!この南京東路では他にもいくつかのグループが太極拳を行っており、中国に来たという実感が一気に湧いてきました(笑)

 

 

 

まず向かったのはこちらの、地元で人気のお店「老盛昌湯包館」。早朝から営業しているので、よく朝食に利用されているとか。

 

 

 

席に案内されてメニューを見るとありがたいことに写真付き!中国語がわからなくても指差しで注文できるので、これだとホントに助かるんですよね~

 

 

 

まずはこちらの「特色小饂飩(ワンタンスープ)」、これが7元(約128円)。優しいあっさりな味で朝食としてちょうどよかったです。

 

 

 

そして「鮮肉湯包」という小籠包!これが6個入りで10元(約183円)と嬉しいお値段♪

 

 

 

肉汁たっぷりのホクホクで、さっそく朝から本場の上海グルメを堪能できました♪

 

 

 

朝食を終えて通りを歩いていると何やら年配の方の行列が。ちょっと気になりました。

 

 

※追記:調べてみると、有名な漢方薬のお店みたいです。

 

 

通りではあちこちにオブジェを見ることができます。

 

 

 

とりあえずホテルにキャリーバッグを預けにいかねばなりません。

 

 

 

するとホテルに向かっている途中で、ビルの向こうに上海のシンボル「東方明珠電視塔」の先端部分が見え、めちゃめちゃテンションが上がりました!

 

 

 

それにしても上海の街は古い西洋建築がたくさんあり、来る前に描いていたイメージにぴったりで嬉しくなるものですね。

 

 

 

これもいいなぁと思うけど、こういう建物がホントにたくさんあるんですよね。

 

 

 

ホテルへ荷物を預けに行くと、まだ9時過ぎだというのにアーリーチェックインができるという、これまたありがたいことが起こります♪

 

 

 

場所柄、古い西洋建築を利用したホテルなのですが、板張りの床に赤いソファーがいい味を出していて、さすが上海と思える部屋でしたね☆

 

 

 

そして身軽になったところで散策を開始!上海の中心部には黄浦江(ホワンプウジャン)という大きな川が流れており、川の西側の岸に当たるエリアが外灘(ワイタン)、そして反対側の突き出ているところが浦東(プウドン)と呼ばれています。

 

 

(Google Mapより)

 

…そして外灘から地下鉄2号線(緑色)沿いの通りが、先ほど通って来た南京東路ですね。

 

 

まずは外灘の遊歩道まで出ると、いきなり見えてくる浦東の超高層ビル群の出現に感激!

 

 

…空は残念な感じでしたが、テレビや写真等で何度も見ていた光景なだけに、実際に目の前にするとやはり感動でした。

 

 

こちらは外灘遊歩道の北の端にある人民英雄紀念塔。

 

 

 

遊歩道を歩くにつれて、少しづつ見え方が変わってくるのを味わうのも面白かったです。

 

 

 

事前の調べでは、天候次第ではこの対岸さえも靄で隠れてしまうこともあるらしく、とりあえずその全景を見れたことで目標のかなりの高い数値を達成したように感じました(笑)

 

 

 

そして黄浦江を挟んだ反対側の外灘に並ぶのは、約100年前の洋館群!これも圧巻でした。

 

 

 

喉が渇いたので露店でミネラルウォーターを購入。これが驚きの1元(約18円)でした!

 

 

 

ここから外灘に並ぶ西洋建築を眺めながら歩きます。

 

 

 

とんがり屋根はフェアモント・ピース・ホテル(和平飯店)で、その隣は中国銀行上海分行。

 

 

 

左から、招商銀行上海分行・友邦大廈・外灘18号…と続きますが、何とも壮観な光景ですね。

 

 

 

1901年に建てられた、上海で最初のタイル張りのビルである上海外匯交易中心。

 

 

 

こちらの時計台はかつての税関である上海海關。(たぶん)15分おきに鐘が鳴ってましたよ~

 

 

 

個人的に1番魅力を感じた建物がこちら。1923年竣工の上海浦東発展銀行。

 

 

 

大きな牛のオブジェがあり、観光客に大人気のようでした。

 

 

 

この眺め、絵になりますね~

 

 

 

外灘3号(左)と外灘5号(右)

 

 

 

再び浦東を見てみると、中国で1番高いビル・上海タワーの頂上は隠れてしまってました。

 

 

 

こちらは道路脇の歩道からは高台になっている、外灘の遊歩道。これまたいい眺めです。

 

 

 

この角度からの並びも素敵ですよね☆

 

 

 

そして先ほどの私が1番好きな上海浦東発展銀行と時計台、牛のオブジェを前面に入れてみました。

 

 

 

ここから少し外灘を離れます。前面がえぐれたようなビル!?

 

 

 

再び南京東路を抜けて…

 

 

 

やって来たのは上海の麺の専門店「滄浪亭(ツァンランティン)」、お昼はこちらでいただきます!

 

 

 

レジで食券を買うという、中国語が話せないと非常に難しいレベル(苦笑) しかしながらこのお店で人気のメニューは事前に確認してましたので、ノートに料理名を書いて店員さんに見せるという筆談で注文することができました。

 

 

 

こちらはたぶん初めて見る中国ビール。スーパードライを飲みなれている人からすると、ものすごく軽いビールでした(苦笑)

 

 

…ちなみにビールは中国語で「啤酒」、これは以前に台湾でも何度も使ったので完全に覚えてます(笑)

 

 

そしてこちらが人気の「葱油肉丝拌面(ツォンヨウロウスーバンミエン)」という、葱と細切り豚肉を炒めたものを乗せた汁無し麺!これ麺そのものがモチモチで美味しかったので、香ばしく炒めた葱と豚肉を混ぜて食べたら最高でした☆

 

 

…さすが人気のお店、はずしません♪

 

 

こちらはその隣のお店。これはたぶん小籠包を焼いた「生煎」ですかね、美味しそう。

 

 

 

南京東路を歩いていて1番いい景色だと思ったのがこちら。何となく銀座の和光を思い出せてくれますが、同じ位の年代なんでしょうかね~

 

 

 

…カッコいいですよね♪

 

 

 

南京東路を更に西へ歩いていきます。

 

 

 

「大世界」と書かれたこれはデパートのようですが、この建物もすごく印象に残りました。

 

 

 

この後は古い建築をリノベーションしたお洒落なスポット「新天地」へと移動。その後は上海名物のディナーをいただいたり、外灘へ夜景を観に行ったりしましたが、また次回の【上海旅行記②】にまとめたいと思います☆

 

 

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[上海旅行記]

 

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