それ以降、熱狂的に池田さんを信奉する学会員たちとの温度差はますます広がるばかりでした。

 

 

 

生まれつき創価学会に入っているから自然に「池田先生」と呼ぶようになったけれど、池田さんから直接なにかを教えてもらったわけではありません。

 

 

 

みんなと同じように尊敬してみようと自分なりに努めたときもありましたが、本当は自分の「先生」だとは思っていないことに気付いていました。

 

 

 

名誉称号を集め、自分の名前を冠した建物を建てさせている人物が、清浄な仏法者とは到底思えなかったのです。

 

 

 

不器用にも、その気持ちを女子部の先輩幹部に言ってしまって慌てられ、注意されたこともありました。