「れきしクン」こと、長谷川ヨシテルでございます。
今回は、宮城県仙台市にある、
伊達政宗像に馳せ参じましたー!

伊達政宗像で有名なのは、
仙台城にあるコチラですが、、、

実はこれは2代目の政宗像!
この胸像こそが、
初代・伊達政宗像なんです!

これはどこにあるのかというと、
2代目と同じく、何と仙台城にあります!
ある場所は三の丸跡!
現在は仙台市博物館になっております。

この博物館の裏手に、

慶長遣欧使節の支倉常長の記念碑などと共に、
展示されています。
さて、
明治10年(1877年)に、
仙台城の本丸に建てられた初代・政宗像が、
なぜこんな場所に、こんな形であるのか・・・。
実は戦争が関係しています。
初代・政宗像は、
2代目のように立派な騎馬像であったのですが、
「第二次世界大戦」で物資が不足した際に、
軍に回収されて溶かされてしまったんです。
溶かした銅は、
武器や弾薬などに使われたそうです。
しかし、ここで不思議なことが起きます。
政宗の顔を溶かすことは恐れ多いと考えたのか、
戦後に胸から上の銅像だけが発見されたそうです!
そして、仙台城の三の丸に再び帰ってきたんです!
政宗自身と同じくらいの、
波乱の人生を歩んだ銅像なのかもしれません。
また、この銅像の背後には、
本丸へのルートの1つである清水(しみず)門跡があります。

こりゃまた立派な石垣です!

先日行った時は工事中だった気がするので、
キレイな姿を見られてラッキーです!
この辺りから清水が湧いたことから、
清水門と名付けられたそうなのですが、
この湧き水を使って作られたのがお酒!

「仙台藩御用酒発祥」の地という、
記念碑が建っています!
城内に酒蔵を造ってしまうとは、
二日酔いで仕事をさぼってしまう政宗らしい遺構です。
この仙台藩の酒造りの技術は、
「仙台伊達家御用蔵 勝山(かつやま)」さんに、
現在まで継承されているそうです。
さて、そんなこんなで、、、

建築完了ですー!
伊達政宗の軍師である、
片倉小十郎の居城「白石城」の本丸に設置してみました!
三の丸の下には実は片倉家屋敷があって、
家中では先ほど紹介した湧き水を、
井戸水として使用していたそうです。

仙台城に行く際は、
本丸の政宗像ももちろん良いですが、
三の丸の政宗像にも、
ぜひ会いに行ってみてください~~~。
よってくだんのごとし。
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