れきしクン・その五十五【伊達政宗像②】 | しろくろジョーカー公式ブログ

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こんにちは!


「れきしクン」こと、長谷川ヨシテルでございます。


今回は、宮城県仙台市にある、

伊達政宗像に馳せ参じましたー!



伊達政宗像で有名なのは、

仙台城にあるコチラですが、、、



実はこれは2代目の政宗像!


この胸像こそが、

初代・伊達政宗像なんです!



これはどこにあるのかというと、

2代目と同じく、何と仙台城にあります!


ある場所は三の丸跡!


現在は仙台市博物館になっております。



この博物館の裏手に、



慶長遣欧使節の支倉常長の記念碑などと共に、

展示されています。


さて、

明治10年(1877年)に、

仙台城の本丸に建てられた初代・政宗像が、

なぜこんな場所に、こんな形であるのか・・・。


実は戦争が関係しています。


初代・政宗像は、

2代目のように立派な騎馬像であったのですが、

「第二次世界大戦」で物資が不足した際に、

軍に回収されて溶かされてしまったんです。


溶かした銅は、

武器や弾薬などに使われたそうです。


しかし、ここで不思議なことが起きます。


政宗の顔を溶かすことは恐れ多いと考えたのか、

戦後に胸から上の銅像だけが発見されたそうです!


そして、仙台城の三の丸に再び帰ってきたんです!


政宗自身と同じくらいの、

波乱の人生を歩んだ銅像なのかもしれません。


また、この銅像の背後には、

本丸へのルートの1つである清水(しみず)門跡があります。



こりゃまた立派な石垣です!



先日行った時は工事中だった気がするので、

キレイな姿を見られてラッキーです!


この辺りから清水が湧いたことから、

清水門と名付けられたそうなのですが、

この湧き水を使って作られたのがお酒!



「仙台藩御用酒発祥」の地という、

記念碑が建っています!


城内に酒蔵を造ってしまうとは、

二日酔いで仕事をさぼってしまう政宗らしい遺構です。


この仙台藩の酒造りの技術は、

「仙台伊達家御用蔵 勝山(かつやま)」さんに、

現在まで継承されているそうです。


さて、そんなこんなで、、、



建築完了ですー!


伊達政宗の軍師である、

片倉小十郎の居城「白石城」の本丸に設置してみました!


三の丸の下には実は片倉家屋敷があって、

家中では先ほど紹介した湧き水を、

井戸水として使用していたそうです。



仙台城に行く際は、

本丸の政宗像ももちろん良いですが、

三の丸の政宗像にも、

ぜひ会いに行ってみてください~~~。





よってくだんのごとし。

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