城メグvol.19/金閣寺 | しろくろジョーカー公式ブログ

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明けましておめでとうございます。
城メグリストこと萩原さちこです。
2015年もしろくろJOKER及びしろくろJOKER公式ブログをよろしくお願いします。

年をまたいでしまいましたが、伏見稲荷大社に続き京都しろくろ旅をお届けします。
今回はキンキラ金閣寺です。



まずは特産品の京扇子をゲットー。




それにより、金閣寺をゲットー!



金閣寺としてあまりに有名なこのお寺ですが、正式名称は鹿苑寺です。
鎌倉時代に藤原一族の藤原公経(西園寺公経)が西園寺を建立し、鎌倉幕府滅亡後に荒れ果てた西園寺を足利義満が譲り受け、北山殿(北山第)と呼ばれる邸宅を造営しました。


邸宅といいつつ御所のような大規模なもので、義満はここで政治の実権を握ったのでした。
義満の没後は、遺言により舎利殿(金閣)を残して解体。禅寺となり鹿苑寺となりました。




お札が入場チケット代わり。





やはり最大の見どころは、金閣寺のシンボルともいえる金閣(舎利殿)!
1950年(昭和25)の失火で全焼してしまったものの、5年後の再建されています。
上層の天井板は楠天井の一枚板だったかもしれないのだそうです。





1層は寝殿造で法水院、2層は武家造で潮音洞3層は中国風の禅宗仏殿造。
2層と3層は漆の上から純金の箔が張られています。




屋根は椹の薄い板を何枚も重ねたこけら葺で、その上に輝くのは、中国でめでたい鳥といわれる鳳凰です。





<金閣よりも、私はこの鏡湖池のほうがずっと好き。


鏡湖池には葦原島、鶴島、亀島など大小の島があります。
室町時代には、足利義満に取り入ろうとした諸大名が競って石を奉納したのだとか。
畠山石、赤松石、細川石などの奇岩名石には、諸大名の名前が残っています。
金閣寺の西側にある衣笠山を借景とした、鏡湖池を含む庭園は室町時代の代表的な池泉回遊式庭園。境内の半分以上を占める広さです。
国の特別史跡、特別名勝にも指定されています。




足利義満が手植えしたと伝えられる陸舟の松。
亀っぽい。





個人的には、夕佳亭が趣深くていいな、と。
小高い場所にあって、特別な空間という感じ。
江戸時代の茶道家金森宗和が建てた数寄屋造りの茶室で、夕日に佳い茶室・夕佳亭と名付けられたそうです。





今は木で邪魔されているけれど、金閣がちょうど少し見下ろせて、きっと夕暮れ時はかなり素敵な眺めだったと想像できます。




正面にある南天の床柱は茶席としては珍しいとか…ふむふむ。


でもーー。


賽銭箱があって一気に興ざめ。
茶室に賽銭箱って、、、、。
外国人観光客も多いのだし、いやそうでなくても、日本の文化(というか常識・倫理)をねじ曲げて欲しくないなあと思いました。






金閣寺不動堂茶所でお抹茶もいただきました。






金閣という名前の干菓子は、金閣寺限定だそうですよ。かわいい。






アプリのほうも、無事に金閣寺をオン!




ちなみに、かまくらをゲットしたのでこちらも置いて冬らしさをアップ。





金閣寺を離れ、旅の〆ににしんそば。
京都に来たら必ず食べます。



では、今週はこのへんで。
来週もよろしろ~。


萩原さちこ(城メグリスト)



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