週末を使って(季節外れではありますが…)心霊スポット巡りをしてみようと思い立ち、さっそく行ってきました。

埼玉県飯能市・越生町の顔振峠(こうぶりとうげ)です。

地元では有名な心霊スポットだそうで…女性の霊がボンネットに落ちてくるとか、修行僧の霊がさまよっているとか、とにかく曰くつきの峠です。
展望台からは東京の夜景が望めてとても綺麗だということで、そちらも期待して出発。

下道を休みやすみ走り、自宅を出てから2時間半。飯能市に入りました。

国道299号線をずっと走っていくと、かなり広い駐車場付きのコンビニが出てきます。
向かい側には地元の人が重宝しているであろうドラッグストアとガソスタも。
※ここが物資調達できる最後の機会でした。以後10km以上、目的地まで峠のお茶屋さんしかありません。

心霊スポットといえば、夜が旬?ですが。
昼間の景色も見ておこうとさっそく現地入り。





杉並木のくねくね道をハンドルを右に左に切りながら走ります。奥に進むほどに杉が濃くなっていく…。でも、山ってそんなものですよね。
ヘアピンカーブも2箇所ほどありますが基本的に緩やかな道が続き、さほど苦労せず峠に到着。



お茶屋さんの駐車場(※夜間閉鎖)に車を停めてコーヒーを買い、一服。
木々が茂っていて眺望がよいとはお世辞にも言えませんが………山の稜線がよく見えて、夕方になると綺麗なのではないでしょうか(?)


なんだか満足してしまったので昼の部はここで終了。
いったん山道を下り、車内で仮眠を摂って夕方6時頃に再び峠に入りました。

写真では分かりづらいですが、山中の案内図と顔振峠の碑が。




夕方とはいえ、冬なので既に真っ暗。




山中にぽつぽつとあった民家もなくなった頃、こんな看板が…。
冬の凍結した路面がそうさせるのか、はたまた霊の仕業か、立ち往生する車も少なくないのでしょうか。
このあと、この看板にすがりたくなるような状況に陥るのですが…。




さらに進んでいくと…
なんと、路面凍結



もう少し進んで様子を見ようと踏み込んだところ、あっという間にスタック…前には進めず後ろにも引けず。1時間かけて雪を削り、バックでそろそろと轍を辿ってなんとか脱出できました。

しかし、先には進めないため目的の一つであった展望台は断念…。しかし、スタック現場付近で木々の隙間から僅かに綺麗な夜景を拝めましたよ。


その後、疲労困憊のまま山を下り…。
都合3回、心霊スポットと噂される顔振峠を通りましたが……
結論:出 ま せ ん で し た 。

スタックは恐い、山をナメてはいけない、そんな教訓を得て今回の挑戦は終了です。

色々な面でお粗末な結果に終わってしまいましたが…
心霊スポット巡りもブログ書きも初心者の、拙い文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もし、ブログ中の写真に霊体など写りこんでいましたら是非教えてください(隅々まで探しましたが、私には欠片も見つけられません…)。



おまけ:峠への往復路、国道299号線沿いにイイ雰囲気の駅が。
昼間に見たときは細田守作品に出てきそうな青春臭(?)を醸し出していたのですが、真っ暗な中で見ると…ホラゲっぽいですね。心霊スポットの気に当てられてそう見えるだけか。