青空の下、街を歩いているとインド料理店からスパイスの香りが流れてきて、ふっと思い出しました。

子どもの頃、ぼくには微妙な食べ物があったって。

「きょうの夕食はカレーよ」母が小学校から帰宅した、ぼくに言います。

(カレーか)。いや、カレーは大好きなのですが…

問題はどんな味のカレーを食べることになるかです。

何しろ母は料理に限らず何事にもチャレンジをするタイプでしたから。

子どものぼくはいつも思ったものです(きょうはいったいどんな味のカレーを食べることになるのだろうと)

そもそも、ぼくはボンカレーで充分なのにと思うレベルでしたから、何時間もかけた大層なカレー?は不安を感じる料理なのでした。

母から如何に手をかけ超時間を費やし理解及ばない複雑な工程で作られたのかを聞いても、ちっとも理解出来なかったし。

まあ、後から推測すれば、いまのスープカレーを目指していたのだろうと、何となく感じはしますが。

そんな、よしなしごとを徒然と回想していたのでした。

わあい♪

なんて平和な奴ぅー(笑)