寒っ

 

いらしい今日の窓から見える風

 

毎日毎日思ってる、ていうか思わされてる?

 

朝起きて小さな事から大きな事まで

 

些事からその日の重大案件まで

 

今日決められた予定に向き合って

 

何とか流れに乗ったりもがいたり

 

わたわたこなして、家路を辿るあいだ

 

もしかしたらいや多分あり得ただろう光景に

 

ずんと襲われ包まれる。

 

それって

 

慣習だから道徳だからって縛られない

 

淫蕩だとかふしだらだとか

 

道を照らす秩序とか整理とかの欠如。

 

ずぼらさだとか

 

杜撰さだとか

 

粗略で全く締まらない

 

しどけなさにふしだらな

 

だらしなさ。

 

こころはいつでも

 

清らかで汚れたくなんかない

 

潔白だとか清純だとか高潔純潔ピュアで

 

そして無垢でイノセント。

 

そう、ささやかな染みも嫌だ。

 

真っ白なワンピース

 

汚したわたしの瑕疵

 

が許せない

 

とにかく澄んでいたい。

 

清冽で清潔で清浄で清らかクリーン。

 

わたしに余計な事は入れたくない。

 

混じり気のない生一本で純然純一それが良い

 

この世とあの世の境界線に

 

無色透明無香料のボーダーライン

 

喉に触れてる薄いカミソリの刃

 

の冷たい狂気に気づけない

 

そんな広場に

 

住んでるんだろうねホントはみんな。

 

淫らな音たちが無暗に暴れる色彩たちが

 

そしてデリカシーのない匂いの散乱。

 

どっと土石流みたいに押し寄せて

 

抗うこと何かできやしないファンタジーの

 

世界に放り込まれて

 

しまう時がある

 

あるな結構普通にあるなあ。

 

こうあって欲しいなと思うこと

 

願望とか儚い希望みたいのとか

 

期待して望んで所望して。

 

やっぱり将来の前向きな予想が大切。

 

何かへの当てとか見込みとか光明功名

 

目星の存在する勝算へ称賛へ

 

無数のアリの行進みたくに

 

素敵な道程をお天道様が燦燦と

 

祝福してくれるのだろう。

 

どうしようもない?

 

何が?

 

ホットドリンク一杯が喉に刺さる熱い

 

そんなことで我に返ったりするあっけない

 

額縁の中の風も踊らない

 

不愛想な世界

 

何だったの?

 

映画館を出た直後みたいな恍惚感。

 

ドリンク一杯で変えれる世界。

 

何なの?

 

いつもクエスチョンマークがぎっしり並んで

 

もやもや抱えてあっけなく忘れて

 

次のドラマに向かって走る。

 

いいんじゃない。

 

今日のわたしのドラマもきっと素敵なはずだ

 

そのはずだ。