お早うございます! SHIMAKOです!!
なぜか、今日は突然、幼稚園の頃を思い出しました。
どうしてかな? 価値が大きく変わったときの経験なんです。
それは、年少の”うめ組”に、春ではなく、秋に入園した時でした。
私は、3歳と9か月ぐらいでした。
長袖を着ていたから、肌寒い季節に突入してたんですね。
さて、まずはお絵描きの時間でした。
しかし、なぜか私の真ん前に座っている、男の子が、
にやにやしながら、何かと絡んでくるので、それが恥ずかしく、
私は、画用紙を前に、全く何も書くことができませんでした。
時間が来ました、園児たちは先生の前に並び、絵を提出しました。
先生は、”よくできました”と書かれたスタンプを押していきます。
私は仕方がないので、白紙の画用紙を差し出しました。
彼女は、少し間をおいて、真っ白な画用紙の隅っこの方に、
”よくできました”のスタンプを押しました。
びっくりしましたね、だって、絶対怒られると思っていたから。
そして、感じたんです。(こんなものなんだって)
今までキラキラした価値観を持つ、評価を表すスタンプが、
何も描かれていない、真っ白な画用紙に、ポツンと押されているんですから。
何となく、価値観が変容した瞬間を味わうことができたわけです。
その時は、がっかりしたり、拍子抜けしたり、
妙に冷めた感覚も、何となく、入ってきたりして、
記憶に刻まれました。
それなのにですよ、驚きなのは、そんな強烈な体験も、
私のパーソナリティに、たいして影響を及ぼす事がなかったことです。
後の内省ですが、人間ってかわらないのかなぁ?
そんなこんなで、時間ばかりが、無情に流れました。
でも、楽しいこともいっぱいあったんですけどね!
今は、毎日、地面を眺めたり、空を見上げたりで、
ささやかな、美しいものを、拾っては喜んでいます。
まあ、なんだかんだ、生きてるだけでも、楽しいものですね。
私はこの世界がとても好きなんです!
かしこ。 SHIMAKO!!