お早うございます!  SHIMAKOです!!

 

 なぜでしょうね? 今日は、何となくこんなことを書き記しておきたいと思ってしまいました。

 時機。 何でしょうか?

 ほら、”逢魔が時”。 とか、”丑三つ時”などと、特別な時間帯ってあるって言いますよね。

 今みたいに、時間が静かに周囲に広がり始める時には、夜が深まった時には…。

 

 それでは、SHIMAKOの、全く図らずも晩年になってしまった、その終わりのほうだけ、記録しておきますね。

 

 いまから、2年前の2016年の、8月の下旬のことでした。

 

 私が、朝起きると(当時は普通に朝に起床してたんです)。 リビングにいるSHIMAKO(以下、彼女と言いますね)の様子がおかしかったので、抱き上げてみると、彼女のお腹の毛は、綺麗に剃り上げられていたんです。お腹の皮膚の薄いピンク色が、とても鮮やかでした。

 

 誰か、心ない人が、私が寝ている間に、家に侵入して(カギは一通りかけていたのですが)、行った行為でありました。

 

 その日から、彼女は水が飲めず(飲んでも吐いてしまうんです)。でも、喉は乾くんですね。何度も何度も、水入れに顔を突っ込むようにして、飲もうとはするのですが、すぐに吐いてしまうんです。

 

 餌の、キャットフードもそうでした、食べようとはするのですが(以前少し書きましたが、とてもおデブで、大食漢な子でしたから)、こちらもやはり、すぐ、苦しそうに吐いてしまうんですよ。 

 

 彼女の大柄な体が痩せていくのは、あっという間でした。

 

 悲惨ですよ。 普段は天然な性格で、夜に部屋を走り回って遊ぶ時には、体が椅子にぶつかろうが全然平気に、遊んでいたんです。

 それが、その時の彼女は、歩くのもフラフラで、低い椅子に飛び上がりたそうにするのですが、足に力が入らないらしく、床に寝転んでいました。

 

 動物病院には連れて行きませんでした。 彼女は病気ではなく(ココロない人が、何かの”薬物”を、多分使ったのだろうと思ったからです) (それに以前ほかの猫が動物病院に毎日、痛がる治療を受けにゆき、結局、亡くなってしまった経験があったので)(せめて、効果のない治療を受けさせて、これ以上苦しませたくないと思ったんです)

 

 そうして、彼女は見る間にやつれていきました。

 

 彼女の死期が遠くないことは、ひしひしと感じました。

 

 私はただそんな彼女を見ていただけですよ。 (とても悔しかったです)(多分ココロない人は、私に不満があるのでしょうが、私にではなく、全く罪のかけらもない、猫を殺そうと考えた、その思考は全く、理不尽だと思いますし、全く意味すら無いのではないですか?)

 

 この事件の時、一番印象に残っている彼女の姿は、亡くなる前日に、玄関に横たわり、ガラス越しに夕日を見ていた、その時の、左横顔です、彼女の表情はとても落ち着いて、とても静かな眼差しで、外の赤い光を見ていました。 長い間……。

 

 翌日彼女は亡くなりました。 

 

 浴室のタイルに横たわり、喉が渇くらしくしきりに、水をなめようともがいていました。

 その時は、もう、おしっこも全くでないほど、水分を取れずにいたんです。

 

 彼女は、その浴室のタイルの上で苦しみながら、最後のひと息を吐くと、あっけなく、呼吸が止まりました。

 2016年、9月6日、23時20分頃でした。

 

 私は彼女の遺体を、彼女のお気に入りだった、黄色いバスタオルにくるんで、二階の私の部屋のベッドの隣に安置して、一晩を過ごしました。

 

 あれから2年近くたった今、私はどうしても聞かずにはおれません。

 

 他人の家に、侵入して、一匹の猫を残酷な手口で殺した理由は何ですか?

 

 犯人さんは今、幸せですか? 嬉しいですか?

 

 明日の朝ごはんも、笑いながら、美味しく食べますか?

 

 犯人さん。

 

 最後に一言。

     

 ”幸せですか?”

 

 彼女の命日まで、あと、一か月弱。

 

 今週は、人間にはお盆ですね。

 

再見!