コピースタンドです。上にカメラをセットして、書類や絵、本の複写に使用されたようです。
木製のX-Yテーブルがあり、簡単に被写体を動かせます。
上にカメラの取り付け部があり、カメラを上下させても、カメラからの被写体に向けての角度は変わりません。うまく出来ています。
自動車の足回りで、ダブルウイッシュボーンを2つ組み合わせたような物です。
またカメラの重さを相殺するバネがセットされています。
下のガラスは、無反射ガラスで細かい凹凸があり、斜めから入った光は乱反射させ、カメラのレンズには入らないようになっています。
ただガラス面に細かい凸凹がある為、コントラストは落ちます。
上が無反射ガラス。 曇りガラスのような物です。
下に写したいものをセットして、ガラスを被せて固定します。
頑丈な機構部で重いです。
バネの反射力からの想像ですが、35mmカメラではなく中判カメラ(6×4.5cm)
用だと思います。昔はブローニーフィルム使ってマニュアルフォーカスでピンを確認して、1枚ずつ時間をかけて撮影していました。50年くらい前の製品かと思います。
木製のX-Yテーブルです。動きはとてもスムーズです。
SFC COPY STAND 8Tと書かれています。
本格的に使用する為には、1部屋潰して、照明機器を揃えて機械を固定する必要がありそうです。