発表当時375,000円のデジタル一眼レフです。
ヤフオクで5千円位で買いました。画素数は310万画素です。
センサーはAPS-CサイズのハニカムCCDを採用しており、ダイナミックレンジも広く
フィルムカメラに近い描写がします。マウントはニコンFマウントです。
問題はメディアがマイクロドライブ対応で、他スマートメディアやCFカードも対応しています。CFカードは2GBまでしか対応できません。相性の関係でトランセンドのCFは認識できましたが、他はダメでした。
連写はJPEGのFINEで30秒に一枚、TIFFで撮ると3分に一枚位です。
実はこのs1proは3台買いました。1台は絵が綺麗で大当たりでしたがすぐ壊れて、2台買いましたが、残りは絵が汚く大外れでした。
ファインダーは安物のダハプリズムではなく、本格的なペンタプリズムが使われています。
視野倍率が高く、とても見やすくて、これは気に入っています。
電池は、単三電池が4本と、CR123A(3V)リチウム電池2個要ります。
CR123A無しでも動きますが、電池消耗は激しいです。20枚位しか撮れません。
なお、CR123Aを使わない時は、電池ボックスの中にダミー電池(ショートさせるだけ?)を入れる必要があります。
当初、壊れたFinePixS1Proをニコイチで修理しようとしましたが、メカ機構部のある底蓋を外す事が出来ませんでした。
何とも郷愁を帯びたフィルムライクな古めかしい絵が出てきますが、なかなか味わいのあるものです。べイヤーセンサーでは苦手な緑の発色が綺麗です。
310万画素と画素数も少なく1画素当たりの面積も大きいので、多くの色情報を取り入れられる要因かも知れません。