最初は卵巣に腫瘍があり

腫瘍マーカーCA125が700を超えていました。

 

腹水から癌細胞が出たけど組織型は不明。

子宮体部の組織診をしても

癌細胞が出なかったため

卵巣癌疑いで手術になりました。

 

ところが術後の病理検査で子宮体癌との診断。

「卵巣に癌があっても体部から癌が出たら

 自動的に子宮体癌になるらしくて」

と主治医の説明。

 

自動的って…

原発がどっちか確認しないのかな?

両方の重複癌とかないのかな?

 

と思ったのですがなかなか主治医に聞けず

ずっともやもやしていました。

 

卵巣癌か子宮体癌かで

ステージもお薬も違います。

卵巣癌ならⅢ期で子宮体癌ならⅣ期と主治医。

 

どちらにしても高異形度の漿液性腺癌なので

悪性度が高いのですが

子宮体癌の診断になると

5年生存率が20%前後と低い。

 

病理の診断結果でお薬が変わると

治療の結果で私の未来が変わるような

そんなもやもやが消えませんでした。

 

なので2月の診察の時に

病理診断の結果を見せてもらえるか聞いたら

主治医は病理の診断書を印刷して

内容を軽く説明してくれました。

 

そして

「最後に”重複癌の可能性も否定はできない”って

 書いてあるけど、これは私がしつこく言って

 書いてもらっただけだから」

「ここの病理医で判断に悩む時は大学病院にも

 確認するので大丈夫ですよ」と。

 

主治医も重複癌を考えていてくれたこと

ここの病理医だけで診断しないこと

 

これを聞かせてもらえたので

今はこれ以上考えるのはやめることにしました。

考えても仕方ないですしねニコ

勝手な憶測ですが

主治医にも思うところがあったんじゃないかな。

 

 

病理検査について調べていた時に読んだ

”おしゃべりながんの図鑑

病理学から見たわかりやすいがんの話”

は著者の小倉加奈子さんの

病理大好きが伝わってきて面白かったです。

 

このもやもやがなかったら出会えなかったなニコニコ