欧米の”契約社会”のそもそもの根源にあるのが
ヤハウェとモーセの契約といわれている。
ヘレニズム
→プトレマイオス朝
→セレウコス朝
に分裂して争いを始める
そんな中
ダビデ王の血統を継ぐ人々がだんだん団結して組織をつくる
・・・「ハッシディーム」
の中心が「ハスモン家」
ハスモン家
→エッセネ派(禁欲的、独身主義、チョー貧しいことが誇り)
→サドカイ派(貴族、富が大好き)
→パリサイ派(大衆的)
の三つに分裂
このエッセネ派にイエスはいたとされている。
20世紀に入ってから
イスラエルの死海近くの西岸クムランで
紀元前2~1世紀、聖書の写本や巻物、文書が発見された
ここで死海文書がクムラン宗団によってかかれた
この「クムラン宗団」こそがユダヤ教が三つに分かれたうちの一派エッセネ派ではないか
死海文書のなかに「善の教師」というリーダーが描かれている
神から遣わされた預言者とされ、紀元前50年ごろに処刑されている
(イエスにそっくり・・・?)
といってもこれはイエスのことをいっているわけではない
成立時期とイエスの活動期間にズレがあるからだ
そして
イエス以前に「死海文書」が成立したものと思われる
なので
キリスト教というものは、
最も信心深い ユダヤ教エッセネ派のなかの小集団 クムラン集団が編集しつつあった信仰を
再編集、換骨奪胎のようなことをし
一気に成立していった宗教
その後2000年にわたる歴史を超えて今日にわたる世界宗教でありつづけたキリスト教
を編集したのか?
相当なエディターであるといえるし、大ヒットメーカーだったともいえる。
それは
パウロという人物である。