しろくまです。´•ᴥ•`
先日、ノンケの友人(男性)と一緒に昼飯を食べていた時のこと。
お互いに話したことはないけれど、よく見かける男性がいる。
その彼は少し背が小さくポッチャリ。
紙はスキンフェード。
仕草が何となく可愛らしい。
服装は割りとイカホモ系。
「イカホモ系」とは、「イカにもホモ」という意の新宿二丁目の用語。
口髭と短髪が基本で、かつ、野暮ったくなく、全体的に整ったルックスの男性を指します。
個人的には、見た目可愛いと思うタイプだが、好き嫌いが別れるタイプでもある。
正直ゲイっぽさはあるが、そこまで意識して見ていなかった。
しかし、ノンケの友があることを言ってきた。
友「あの人よく見るよね。仕草が女性的だから、ゲイっぽいよね」
日常会話で出てくる「ゲイ」の言葉は、昔よりは慣れたつもりでいたけれど、やっぱり聞くとドキッとしてしまう。
しかしそれに反応しないようにと、長年の経験から心の動きを体に反映させないようにしている。
というか、今目の前にノンケの恋してるゲイがおるわ。と言ってしまいたい気持ちもあったが、突発的なカミングアウトは得策じゃないと思い留まった。
言われてみれば、かなりその人はゲイっぽい。
でも、この「ゲイっぽい」ってノンケの男性から聞いたのはあまりないと思った。
基本的にはゲイの友達同士で「今の人ゲイっぽかったね」とか話たりすることはあるが、ノンケからそんな言葉を聞くとは…
そもそもノンケがゲイに気付くはずがないと思っていたからかもしれない。
こういう時、何て返したら良いんだろうかと私はまごついてしまった。
とりあえず「そう?あんま気にしたことなかったわ」と、普通過ぎる返ししか出来なかった。
ノンケの彼は、その人の事を「ゲイっぽい」と言うだけで、バカにしたり、差別的な言葉を並べることはなかった。
それがありがたかった。
帰ってきてからも、あの時何ていうのが良かったのだろうと考えたけれど、正直今でも分からない。
ストレートの方たちがゲイに持つイメージってどんなのなんだろうか。
ぐるぐるする。
おしまい。