しろくまです。• ᴥ •
本日、ある講習会に参加してきました。
20人近くの人が集まり、年齢はバラバラ。
男女比は同じくらい。
講師の男性は私より一回りも年下だったが、人前で話す場場馴れ感や度胸、その分野における知識量に私は圧倒された。
その力量があるからこそ、年齢に関係なく講師をしているのだと妙に納得した。
1時間の講習会だったが、私は満足。
最後講師の方にお礼をして会場を出た。
帰りの休憩所的な場所で、さっきまで一緒に講習を受けていた人たちが話していた。
聞き耳を立てていたつもりはないのだが、会話が耳に入ってきてしまった。
「いやー、あそこまでは好きじゃないと出来ないよなぁ。」
確かに、ある分野で成功を治めている人はそういう部分が大きいように私も思う。
でも、好きだろうが嫌いだろうがそこには彼の努力があったわけで。
繰り返し耳に入ってくる「好きだからできだんだろ?」的な言葉がなんだか不快に感じてしまい、その場をすぐに立ち去った。
講習会の感想を何と言おうが個人の自由だし別にいいじゃないか。
そうですね、と同じ事を話していてもいいじゃないか。
でも講習をしてくれた若い男性は、一生懸命に色々な事を教えてくれて、そこには彼の熱があった。
一回りも年下の彼の知識や経験に、私はきっと嫉妬していたと思う。
でも、それを上回るほど彼の講習は楽しかった。
彼が教えてくれた事を愚直にやろうと思った。
人は「やらない理由」を探すのが上手らしい。
思い当たりすぎて、心が痛い…
年齢に関係なく、素直でありたい。
謙虚でもいたい。
実るほど頭を垂れる稲穂かな。
彼はとても謙虚だったな。
見習いたい。
おしまい。