しろくまです。(・㉨・)

 

先日、道を歩いていると学校帰りと思われる男女の高校生2人が前を歩いていました。

 

部活帰りなのだろう、お互い部活道具を相手がいる逆側の肩からかけている。

2列で歩いていて、歩道が狭いので時折腕が触れ合っている。

 

 

触れそうになると、お互いがすっと腕を上げる。

 

 

たまたま帰りが一緒になったただの友達なのか、どちらかが好意を寄せているのか。

 

 

でも、この距離感はお互い好意を持っているんだろうなと勝手に邪推する私。

初々しさともどかしさがじれったい。

 

 

高校時代、好きな男の子がいた。

 

ふざけてスキンシップはあったものの、手をつなぐことだけは出来なかった。

一方的に私が好きなだけだから、それをしたらセクハラになるのだろうけれど笑

 

 

 

学生時代、マジョリティーの殆どの人がして来たようなデートをしてきているマイノリティーの人は少ないと思っている。

 

だからなのか、手とつなぐとか、そんな簡単そうに見える好意にいい歳した今でもときめいてしまったりする。

 

 

 

私ちょろいな。

 

 

 

目の前の高校生たちを見ているのがなんだか申し訳ない気持ちになり、私は早足で2人を抜いた。

 

 

人はいくつになっても、恋のようなものに憧れては焦がれるのだろうか。

それを越えた事で、恋ではなく愛でることができるようになるのだろうか。

 

 

 

彼らを抜いた先に見えた空は、まだ夏の空だった。

まだ暑い日は続くのだろう。

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

※最近、日傘デビューしました笑

男性が日傘って恥ずかしい気持ちもあったんですが、凄く良い!

日差しもかなり緩和されるし、紫外線防止にも😊