しろくまです。ʕ •ᴥ•ʔ
以前から、たまに遊ぶ友達がいる。
その友達は、A君とB君。
いつも会う時は基本的に3人で会うことが多かった。
けれど、些細なことでA君とB君が仲違いをして、3人で会うことが無くなった。
もともとA君経由でB君とも友達になった私は、色々ともどかしかった。
この2人はゲイの友達。
そして田舎のゲイの世界は良くも悪くも狭い。
あることないことの噂が、更に2人の中を悪くさせていた。
なので、何かの機会2人が鉢合わせすると、自分のことじゃないのに何故かすごく居心地が悪かった。
昨日A君と会っていたら、B君とばったり会ってしまった。
どうしよう…
こんな時、なぜ言い訳がましく時系列の話をしようとしてしまうんだろう。
しかし私の予想を超え、2人は仲良さそうに話し始めた。
あれ?
これは仲直りしてたってことで良いのかな?
狭い田舎のゲイの世界の出来事なのに知らなかった私。
でも、仲直りしてくれたのなら良かった。
何だかわくわくして、嬉しい気分になった。
そこから3人でお酒を飲んだ。
後数ヶ月後にA君は転職の為、ここを離れると話してくれた。
ここを離れる前に、2人が仲直りしてくれて良かったと思った。
当たり前と思っていた日常が当たり前に続かなくなった時、人は色々な側面から物事を見れるようになれるのかな。
私は、もう会えない人が何人かいる。
会いたくない人もいるし、会いたくても会えない人もいる。
歳を重ねるごとに、よっぽど長い期間に連れ添った人でなければ物理的な距離は心の
距離に比例することを学んでしまった。
会いたくて会える人には、沢山会っておきたいな。
そんな事を思っていたら無性に夏目友人帳が観たくなって、今日は夏目友人帳を観て心を浄化させようと試みるのだった。
おしまい。