しろくまです。
先日東京に行った時に、ゲイ御用達ピンクのアプリからメッセージをいただいたんです。
お近くにいたため、会いませんか?と。
すでに先約があった為、その時はお断りしちゃったんですが、再度その方からメッセージをいただいて、しばらくやり取りをさせていただいていました。
今月末に互いの中間地点でお会いする話になり、その流れでお電話もすることになったんです。
わかっているはずなのに、毎回驚いてしまうこと。
メッセージのやり取りと、実際にお電話で話す雰囲気って結構違うんだなっと。
あまり電話でのやり取りはしたことがなかったのですが、その人とはスムーズにそんな話になり、初めてのお電話で二時間も話してしまった。
そう、メッセージの印象よりお話させていただいた方が、とても魅力的だったんです。
頑張って話のキャッチボールをしようとするわけでなく、お互い同じくらいの情報量のキャッチボールができる人って、知り合って期間が短いほどできる人は少なく感じるのだが、その人とはとても楽しく穏やかに話ができた。
置かれている境遇に共通点がいくつかあり、恋愛の価値観も近いなと。
そして、共通の友人がいることも発覚↓
(オープンリレーションシップの彼)
歳を重ねると共に、自分の中では当たり前に感じている価値観は、当たり前ではないと痛感させられる機会が多い。
だからこそ大きな声で主張することも少なくなり、相手の事を少しずつ探りながら寄せていたのかもしれない。
けれど、この人には素直に自分の思っていることを話せた。
それがとても心地良かった。
友情かもしれないし、仄かな恋心かもしれない。
最近恋愛のことはあまり考えてなかったのだが、ふと好きな人が出来たら一緒に見たいなと思う風景があった。
それは、金曜ロードショーのような夕日のキレイな海を二人で何にも邪されず見たいという、ただ漠然とした理想。
何をするわけでもなく、美しくも少し淋しい海と空を一緒に見たい。
何となく、本当に無意識にそんな話を彼に話したら、
「良いですね、今度会う場所が決まりましたね。
」
まだ会っていないのに、そんな事を言えてしまう彼がとても眩しい。
でも、ぐいぐい来られると逃げたくなってしまうクソみたいな私の天邪鬼は、不思議と発動しなかった。
久しぶりのこの感覚。
会うのが怖いけれど、会いたいなと思った。
おしまい。


