こんばんは、しろくまです。
今日は久々にアプリで知り合った年下ゲイの子とお会いしてきた。
アプリを始めた頃は、何となくゲーム感覚でタイプの人とオンライン上だけで
やりとりをして、ほとんど会うことは無かった。
アプリの写真に切り取られている私と、現存する私とでは、私を知らない人からそれを見た時に、どう感じるのかが怖かったからだと思う。
「思っていた感じと違いますね」なんて直接的に言われることはなかったが、
「思ったより背が高いですね」と言われる事があった。
どちらかというと、若い頃は老け顔だった私。
20歳くらいの時に居酒屋で働いていた私は、店長と間違えられる事が何度かあったくらいの老け顔だ。
可愛らしい顔だったらわかるような気もするが、私は真逆なのにな。
そんな話はさておき、40歳を手前に彼氏もいないことだし、マッチングして会える状況なのであれば会ってみようと思ってリアルしてきたのだ。
「そういう行為」自体が目的な訳ではないけれど、もしそうなっても恥をかかないよう、下の毛のチェックと、下着は持っている中で一番良いものを身に着けてきた。
時間もあったので、散髪まで済ます始末…
(※お見合いでもするんかな?)
相手の子が少し遅れるみたいなので、私は待ち合わせ場所で待つ。
その間、なんだかそわそわして近くのトイレに何度も行ってしまった。
「お待たせしました!」
とお相手の子がやってきた。
どうもどうもと、いかにも日本人サラリーマンみたいなやり取りを済ませ、
昼食を食べに行くことにした。
話しやすい子で、ご飯が運ばれるまで色々とお互いのことを話す。
思いの外、共通の友人がいることがわかり話が弾む。
ご飯を食べ終わったあと、散歩がてら公園へと足を運ぶ。
雑談しながら歩いていると、ふいに彼が私の胸をぎゅっと触る。
「がっちりされてますね」
そう?まだまだだよと言いながら、私はちょっとドキッとしてしまう。
ときめいたとかではなく、自然に他人から体を触られたのが久々で、
年甲斐もなく驚いてしまったのだ。
私もこの子のように行動力があったらなと、少し羨ましくなる。
一緒に歩いていた公園には、まだ桜が咲いていた。
他の桜は、もう葉桜になっているのに元気だな。
そして、元ゲイバー店子の性だあろうか。
「遅咲きの狂い咲き!」
というワードが頭から離れず、リフレインしている。
なんなら知らない誰かが、小躍りして笑いながら私に詰め寄ってくる。
桜に失礼過ぎるのよ…
助けて!!
様子がおかしい人だと思われないよう、このことは胸の中にしまうことにした。
今度は共通の友達も交えて、一緒に飲みましょうということになった。
そしてリアルした彼とは、ここでお別れした。
スケベな事を期待していなかった訳ではないけれど、こういうのは良いなと思った。
色恋じゃなくて人と話せることはとてもありがたい。
アプリの出会いも悪いものじゃないなと、1人帰路につきながら思うのであった。
おしまい。
※もう夏日が続きますね。
美容師の友達がオススメしてくれた日焼け止めなんですが、
髪にも使えるスプレータイプの日焼け止で、めっちゃ香りなんですよ(*^^*)
香水ほどくどくなく、爽やかに香ります。
私はオスマンサスを使用してます。(上品な金木犀という感じ)