こんばんは、しろくまです。

 

先日警察の護送車を数台見かけました。

 

 

護送車とは、刑務所の人たちが護送されているから、あんな丈夫な鉄格子が

付けられているのだと思っていましたが、全くの認識違いでした。

 

護送車には、被疑者が乗ることが通常なのですが、この写真の護送車は人員輸送車として利用されているとのこと。

特に、警備などに人員が必要な時に使用するものらしい。

 

 

ごめんなさい、ずっと犯罪者の方だと思っていました。

 

 

でも少なくとも10台以上の護送車を見たわけで、なぜ今そんな沢山の警備が必要なのか…

 

学校の入学式とか?

 

そういえば、昔好きだった人が警察に捕まったことがあった。

 

私は彼を恋愛として好きだったが、彼はアセクシャルだった(他者に対して性的欲求を抱くことが少ない、またはまったく抱くことがない)

 

15年程前の事だろうか、その頃はまだアセクシャルという言葉も概念も、私は知らなかった。

誰に対しても性欲のない人、くらいの認識でその人のことを見ていた。

 

 

彼は自分がアセクシャルになった事を自己分析をしていた。

彼がアセクシャルになったきっかけは、女性から逆レイプをされたことだった。

 

彼には姉がいて、その姉の友だちが彼の自宅に遊びに来た時、酔っ払った姉の友人に跨がられてしまったとのこと、怖くて拒むことが出来なかったらしい。

 

男性もそういうのは怖いみたいだ。

電車で痴女に痴漢されたことのある屈強な見た目の男友達も、その時ばかりは

怖くて何もできなかったと言っていたな…。

 

逆レイプとは初めて聞いたが、彼はそれから女性恐怖症になってしまったのだそう。

自分でそれを認識したのには、事象から時間差があったみたいだ。

 

彼はゲイの世界に出入りしていたが、女性よりは男性の方が一緒にいて楽だったからと言っていた。

 

セクシャルとはなんと面倒だろう。

ゲイの世界で人と会っていたりしたら、相手もゲイだろうと思い込むが、彼はアセクシャルなのだ。

恋愛することも、性的な関係に発展することもない。

 

私と彼はちぐはぐだった。

 

私は彼が好き、彼は私のことを友人として好きでいてくれた。

当時の私は、それだけでも幸せだった。

 

週末は彼の家で過ごし、ゲームやカラオケ、彼の飼い犬の散歩などしていた。

私はそういう事を求めて関係が崩れてしまうなら、それが無くても彼のそばにいることを選んだ。

 

そんな関係が半年ほど続き、ある日彼から意味深なメールが届いた。

 

 

彼「あのさ、もし俺に何かあったら、犬の面倒をみてもらえないかな?」

 

彼はたまに変な冗談を言うので、正直また何かのネタなのだろうとあまり深く考えなかった。

 

私「はいよ笑 まぁそんな事めったに起きないでしょ?」

 

彼「いや、多分近いうちにそういう事が起きそうなんだ」

 

私「え…どうしたの?」

 

彼「俺、多分近いうちに警察に捕まると思う。」

 

体中の細胞が、体の中心に圧力をかけて集まってくるような感じがした。

熱いのか、冷たいのか自分でもよくわからない。

 

 

私は彼に電話をかけた_

 

 

つづく。

 

 

※この頃、良くNESTA BRAND着てたなぁ。

レゲエ好きというのも合ったんですが、価格がお手頃だったんですよね。

レゲエは「バティマン」と言うゲイに対しての蔑称があるのだけれど、

音楽は好きだった笑