こんばんは、しろくまです。
ある日、Fさんの彼氏であるDさんから「三人で食事をしましょう」と連絡をいただいた。
DさんはFさんにどんな話をしているのだろうか…。
全然気乗りしない食事会。
それでもその日は来てしまう。
食事会当日、ご飯をつつきながら終始Dさんが話している。
ただ驚いた事に、DさんとFさんは数ヶ月前に別れているとのこと。
それなら問題ないと思われるが、どう見てもFさんはそれに納得がいっていない様子…
この食事会は一体何のために開催されたのだろうか、もう1秒でも速くここから抜け出したい。
ただ、Fさんは私とのやりとりが、付き合っていた期間と被っていなかった事と、私が純粋にDさんに友達としての感情しか持っていないことがわかると、途端に態度を変えた。
そう、このFさん中身は女性なのだ。
もっと言うと、ギャルなのだ。
同じ男を狙う奴は、蹴散らすべき敵だが、そうでないとわかると途端に友達だ。
誤解?わだかまりも解消して、そこからFさんとは仲良くなった。
Fさんの私への話し方も変わる_そう、仲良く話してくれるようになってからはFさんはオネエで話しかけてくる。
なんとも喜ばしいことである
Fさんは、私が入店してきた時、私に対して「こいつ人の彼氏寝取って、よくのこのこ入ってこれたな」くらいには思っていたとのこと。
恐ろしい…
早目に事実確認ができていて良かった。
そのままだったら、きっと私は何かしらの形で制裁されていただろう。
そして、Fさんと仲良くなれた大きな要因は、男のタイプが被らないからというのも要因の一つだと思う。
好きな男性のタイプが被ると、ゲイの友達としては色々と面倒になるわけで…
そして、その究極に面倒くさい先輩が同じお店にいたのだった。
テーブルの見えない所で足を踏まれる…そんなベタで意地悪な世界が現実にはあったのだ_
つづく。