こんばんは、しろくまです。
実は私、今月の頭に仕事を辞めて実家に居座っております。
3年前から、今の会社にいても将来が不安で転職を考えていました。
3年前は人員が足りておらず、辞めるにやめられず、
当時の上司に、現場が落ち着いたら辞めることを約束してもらい、
やっと今年の2月にお役御免となったのです。
ただ転職ではなく、ゆくゆく親の介護も…と思って、
在宅で出来る仕事を模索中。
決めた期限(半年)の間は色々試してみて、もし就職となっても困らないようにとスキルアップも同時進行で半年間は色々もがいてみる予定です。
ただ、仕事を辞めてからの毎日に達成感がない。
そりゃいきなりこれが出来るようになりました!という訳にはいかないけれど、いま急に事件とかに巻き込まれて、私の紹介テロップに
「30代無職男性(自称自営業)が何者かにより…」
とか出たらどうしよう…
嘘です、そんなことは本当はどうでも良いのです。
多分無駄に考える時間が出来てしまって、中二病を発症させてしまったのです。
どの家庭にもある問題だと思われる親の介護。
自分にはこの先、結婚もないだろうし、
兄弟はほぼ親と絶縁状態。
自分が看るしかない、それがいやだというわけではないのだけれど。
ただ現実的な話、親も生きてあと10年~20年。
その時に自分は50~60際になっている。
田舎でゲイとして出会いもなく、親を看取った後のゲイライフを都会で過ごしたところで、パートナーは見つかるだろうか。
いや、難しいだろうななんて諦めてしまっている。
少しでもゲイ業界で自分の商品価値を底上げするために、
ジムには半年前から通うようになった。
後は、場所の自由が効くように自営かフルリモートで働ければ良いのだけれど。
※ここから少し過激な描写が入りますので、
血などが苦手な方はここで退出をお願い致します。
思ってはいけないこと、口に出してはいけな事がある。
それをずっと封印している。
だって、選んだのは自分だから。
十数年前、父がガンになった。末期だった。
当時東京で働いていただ自分は、帰るかどうか悩んだ。
専門職ではない自分は、田舎に帰ったところで仕事はないだろうし、
ゲイとしてきっと出会いもなくなる。
悩ん結果、結局帰る選択をした。
父より、父に何かあった時、一人になってしまうだろう母のことが心配だったからだ。
しかし意外な事実が発覚する。
父は、末期ガンではなかった。
ガンになったことは本当だったが、それは父の思い込みだった。
幸いなことに、ガンは良性で70代半ばを過ぎた今でも父は健在だ。
当時、私はそれが腑に落ちなかった。
人生を狂わされたような気持ちでいた。
当時リーマンショック直後で、地元の有効求人倍率は0.5前後しかなかった。
再就職に勤しんではいたが、就職活動がうまくいかない…
最終面接までいったが、だめだったこともあった。
そんな時、たまたま近所の人と父が話していた会話が聞こえてしまった。
「息子は東京が嫌になって帰ってきた」
思ってはいけないこと、口に出してはいけな事がある。
ただその時だけは、コントロールできない気持ちが冷えて、雫となり、
心の入れ物にたまり続けていたものが溢れてしまった。
溢れて、そのまま入れ物自体をひっくり返した、もうどうにでもなれと。
気付いたら私は父の胸ぐらを掴んでいた。
目を合わせることができない様子の父を見て、
私は何を思ったのだろう、自分でもよく覚えていない。
持ち上げた腕を下ろして、私は台所に行き、
刺し身を切る包丁で自分の腕を切りつけた。
手首ではなく、腕を切り続けた。
今でも何故自分を切りつけたのか、正直わからない。
言葉の代わりに、大量の血が流れていた。
母は発狂したように泣いた。
俺が帰ってきたのは、母を泣かせたいだめじゃないのに。
その日も次の日も病院には行かず。
とうとう母に泣かれて、その次の日に病院に行った。
病院で怪我の原因を聞かれるのが怖かったが、
意外にもそんなに深く聞かれなかった事が救いだった。
大きな切創が4つほど、ホッチキスのようなもので止められ、
16針縫ってもらった。
その日から私はずっとその時の気持ちを封印して、
誰にも話をしていない。
色々と下手くそだな、と自分でも思ってしまう。
そして、やばいなとも思ってしまう(笑)
時間ができたことで、自分を見つめ直そうと思って
まず思い浮かんだ事柄がこれでした。
多分、消化しきれていないからなんだろうな。
こんな場所で吐き出してしまい、不快な思いをさせてしまったら
大変申し訳ございません。
自分の人生、まずは自分が自分のことをわかってあげないといけない。
けれど、誰かに頼って良いこともきっとある。
幼い頃なら特にそうだと思う。
だけど、大人になってからは、まずは自分が自分を知り、
認めてあげることが大切なんだとつくづく思う。
自分にとっては幸せは何か、まだ私にはわからないけれど、
きっと誰かに求めるものじゃなく、自分の中に見つけるものだから。
それを一緒に、横並びで見守ってくれる人がいたら幸せだなと思う。
いつか出会うかもしれないあなたに会うために、
自分の足で、地に足をつけて、一歩ずつ自分の人生を歩んでまいります。
長文になってしまいましたが、読んでくださりありがとうございました。
あなたの幸せが続きますように。