ちょっと日が空いてしまいましたが、僕は毎晩呑んでおります。

先日は有名店で気にはなっていたのですが、未訪問だった居酒屋へ。
西日暮里・稲毛屋 http://goo.gl/eaPnu


稲毛屋さんでは日本酒会が定期的に行われており、酒呑みとしては非常に気になっていたのですが、
いかんせん、ちょいと値が張るもんで酒会でなく普通に呑んできました。

ぐるなびを見せると田楽か半合の日本酒サービスがあるとのこと。
それをさっそく注文。

-----------------------------
本日のプレゼント酒は白隠正宗(静岡)の新酒朝搾り。
不覚にもスペックを見忘れてしまったのですが、後日調べましたところによると。

白隠正宗 誉富士 純米生原酒 富士山の日朝搾り

(たぶんこれ)

甘みとさんが結構あるな、フレッシュ!
でも、米のほっこり感がありますなぁ、白隠さんぽい。

一緒に呑んでたツレも「変わった香りがする!」といっておりました
未熟な僕は表現できない独特の香り。

旨みもちゃんとあるだよん


-----------------------------
お次は萩錦純米吟醸生原酒(静岡)
青林檎系のフレッシュで爽やか香りで、
含むと甘みがいいかんじ~うまー
現代的というよりは少し昔ながらの日本酒っぽさを感じるんだよねぇ
静岡の酒は毎年静岡地酒まつりに参加することで、蔵元は全制覇したのですが、
中ではけっこう上位に入ると思う酒質なんですが、開運や磯自慢とかと違い、どこか古いというか垢抜けてない。
おいしいんだけど・・・という感じ。
日本酒界のAKBだな
呑兵衛日誌-SH3D1107.jpg



-----------------------------
而今何あるか聞いたところ、五百万石と八反錦とのことだったので、こないだの宅飲みで飲んだやつだなぁと予想。
純吟はまた呑みたいなと思うレベルだったの、注文。

而今(三重) 純吟八反錦

濃いし甘いしうまいぜ!
テイスティングは省略。

やっぱ而今はこれが好き。


呑兵衛日誌-SH3D11090001.jpg

-----------------------------
舞美人(福井)特純無濾過生原酒

飲んだことないやつがあったので注文。
香りは控えめの旨み系食中酒。
トゲがちょっとあるかな
でも旨いですぜ
酸と苦味がちょい強めちゃん


呑兵衛日誌-SH3D11100001.jpg



-----------------------------
山間10号無濾過生原酒

山間タンク違いシリーズ。
香りは相変わらずフレッシュで呑兵衛心を揺さぶります
旨みは4号に近いなぁ
でも、飲んだあとにくる苦味がけっこう後からくる
染み渡るようにタイムラグ。
酸味のあり方も若干異なるけれども、とても山間山間してるのは変わらない
やっぱ山間旨いって!


呑兵衛日誌-SH3D11110001.jpg


-----------------------------
最後に本日楽しみにしていた二本!!

悦凱陣22BY 讃州雄町65% 無濾過生 山廃純米 熊本9号

うひょー!
やっぱ悦凱陣旨いね!!

濃いし旨いし酸もしっかり!
讃州雄町の香りのが赤磐雄町より洗練というかミネラルのような香りがなくて良い(当時新酒21BY比べ)
米香バリバリとヒネのない綺麗な山廃香と黄色味に雄町好きは敵うわけがない!!

そして

悦凱陣20BY 丸尾神力65% 無濾過生 純米 熊本9号

自家熟成かどうかを確認しそこねましたが、とりあえず熟成モノ。

うめぇ
文句なし。

ヒネてないのがすごいよねぇ
純米造りの2年熟成だから少しはヒネ香がでてるかと思ってたけれど、そうでもなかた!

もちろん黄色なわけなんですがね
あー、これ買いたかったなぁと思う。

呑兵衛日誌-SH3D11150001.jpg

-----------------------------
続いて料理。
もちろん全部美味いです!

簡単に書きますだー

鰻の小骨煮込み
酒のアテには最強。
500円でこの量は文句あるわけないですて
呑兵衛日誌-SH3D1104.jpg


さつまあげ
4キレあったんですが、僕が写真取る前にツレが頬張ってました。笑。
生姜醤油で。
なめらかうまー
呑兵衛日誌-SH3D1105.jpg

白瓜の粕漬け
これがまた・・・んまいっ!!
奈良漬ですと香りがだいぶキツいので、好き好きになりますが、
こいつはそこまで強くないので、誰でもいけるかと。
酒粕の甘みと香りはぶわっとくるんです
酒がすすまないわけがない。

呑兵衛日誌-SH3D1106.jpg


やきとり盛り合わせ。おまかせ5本で900円。
普通のやきとり(鶏もも)が串250円するんですが、鶏肉にこだわってるようなので仕方ない
他4本が180円/串なのでお得ですね

やきとりに関してはそこまで良し悪しわからんというか、テイスティングみたいなことはできないのですが、
そんなトーシローにも「旨い焼鳥」ってやつだなと思わせる逸品。
ハツと焼鳥が気に入った。
呑兵衛日誌-SH3D1108.jpg


次。
生湯葉の刺身with豆腐の成りかけ
おねーさんにこの左側のはどういったものですかと問うたら「ほぼお豆腐になっているもの」との説明をうけた
たしかにほとんど豆腐になっている何かであった

わさび醤油でんぐんぐいただく生湯葉うまい

呑兵衛日誌-SH3D1112.jpg



そして〆は鰻重である!!
なんといっても、ここは鰻と地酒の店である
頼まずに帰るというのはオヤジさんに失礼というものだろう
(と自分の財布に言い聞かせた。)

鰻重 梅 1400円
肝吸とおしんこ付き。

うまいなー、もうタレうめぇ
米も鰻も拘りものらしい。
メニューに書いてあったしな!

たまの贅沢というのは幸せである
呑兵衛日誌-SH3D1116.jpg


-----------------------------

人生、食事の回数というのはほぼ決まっていると言える。
余命にもよるけれども。

そんな貴重な食事、楽しまなければ損だよなぁ
おいしいものはヒトを幸せにする!