後日にしようかと思ったけど

やはり今日のうちに書こう。


… … 


今日、娘が中学校を卒業した。

3年間は本当に“あっという間”だった。


… … 


久しぶりに思い出した。



出産した頃(15〜16年前)に

あぁこれから当分の間は赤ちゃんがいるから

堂々と家に篭れる!と嬉しかったこと。



5年ほど前(コロナ禍が始まった頃)にも

ステイホームを言われ

あぁ堂々と家に篭れる!と嬉しかったこと。

人とのやり取りは文字や画面越しになり

それも私にはちょうど良くて

世間は混乱していたのに私は

私が生きやすい時代が来た とホッとした。




要は、


長時間を職場で過ごし

たくさんの人との繋がりを頑張ってキープし

当たり前に何かのコミュニティに所属し


…みたいに

外の世界と頑張って繋がらなくても良い


そんな環境を私は、

まちがいなく嬉しいと感じてた、ってこと。




子が幼稚園に入った頃には少し働き始めたけれど

「幼児がいるので少ない日数で短時間勤務で」と自分がフルで活動しないことの言いわけに子どもを(育児を)利用した。



仕事以外での人付き合いにしても

同窓会とか大人数の集まりに行きたくない時、自分の中での言い訳に、子の存在を利用した。




実際のところ私は

(幼い子を育てるのが大変で余裕がないときは勿論あったけど)

子育てのために何か我慢したという感覚は、あまり無い。


子の成長を観察するのはいつでも楽しかった。




自分が何かを頑張らないことの言い訳に

子育てを使ってきた、というのが感覚的に近い。





で、いま

その時期の終わりを感じている。






受験を終えた後、ここ10日ほどの娘を見ると


友達との世界

ここから始まる高校生活

で、彼女の中が満ちている。

キラキラな未来しか見えない!という様子。



今まで私を相手に事細かに話していた諸々が

どんどん省略されて


なんて言うか、親子間の空気の密度が

薄く、遠くなっていくような。


こうして親から離れて大人になっていくんだなぁ。




子育て期(私の篭り期)終わったな、と


『区切り』『節目』を感じる。





高校生になれば帰宅時間が遅くなり

私のひとり時間が増える。


こころのスペースが、空く。

空き過ぎるかもしれない。



私も、新たな心持ちに切り替えていく時だ。



よし 家に篭るぞ!と妙な気合いを入れたあの頃とは逆の、

よし!久々に外へ向かうぞ!ちょっとワクワク

という気合い。



実際には、

今までも完ぺきに家に篭ってたわけじゃなく

外へ出ていたのだけど

心理的には内に入っていて。


ここから先は

実際にはガンガン外出しないかもしれないけど

心理的には久しぶりに外へ向いていきそう、

ということ。




今だったら

過去にしていたのとは全く違う心持ちで

外に向かって行ける気がする。

どう違うと上手くは言えないけど

15年前とは自分の内側のスッキリ具合が全く違うので。




これが第何章なのか分からないけど

人生の新しい章の始まり✨