松田龍平くんが好きで

彼が出ているドラマや映画は

たいてい、好き。


そんなきっかけで

何気なくprime videoで見始めた

ドラマ『0.5の男』



とても良かった。



ひきこもりを

重くなく

且つ

無理やりなコメディでもなく


ちゃんとリアルで苦悩もあるのに

クスッと笑えて

最後は希望を持てるふうに

描いているドラマ。




引きこもりのオジさんに懐く

小ちゃい甥っ子くんが可愛くて

演技やセリフとは思えない、

めちゃナチュラルな子どもらしさ!

え?どうやって撮ってるの?と思うくらい。




主人公のことを

またもや弟と重ねて見てしまい(←もはや癖)

幼かったムスメが オジである弟に懐いて

まとわりついて遊んでもらってた頃

を懐かしく思い出す。



見始めたときは

状況のリアルさに、見てられないような

痛くなるような切なさもあり

そっと閉じたくなるのをグッとこらえ

最終話まで見たら、

とても清々しかった。



私も、こんな未来を見たかったよ。



でも、

今ここにいる私は見ることにならなかったけど

他のどこかの世界線には

こういうパラレルを生きる弟がいる、

と思えて明るい気持ちになった。



お腹の底が、ほっとするのを感じた。

(↑わたし的に正解なときの感覚)



もしかしたら

生死さえも覆してのパラレル移動は可能なのだろうか?

それはさすがに無理でしょ、と思ってるから出来ないだけかもね?


それはともかくとして


このドラマは

ひきこもり当事者と、その家族に

明るさを感じさせてくれるストーリーだと思う。





宇宙の仕組み、量子力学の仕組み

を知った今だから、分かる。



受け止めきれなくて くるしい時期を経て

その後に

このドラマみたいに

明るく捉えるところへ到達できたなら

もう、その問題は

解消したようなものだ。



明るさに引っ張られ、善いほうへ向かうから。




私と、私の親兄弟に足りなかったのは

軽さ。明るさ。笑い飛ばすようなエネルギー。


私は

心配を押し付け、深刻に重く捉えすぎたから

希望ある結末に持っていけなかった。



あーでも、途中、明るく穏やかな時期も何年かあったよな。そこをちゃんと、ありがたく味わってた時期もあったけどな。

だとすると、一見そうは見えなくても

やはり大いなる視点で見たら

今のこの状態が

『人智を超えるカタチの、光に繋がる未来』で『善き結末』

なのかもしれないな。





彼が40歳になったのを機に私が

焦りから動いてしまったのだ。

そういう現実を創ってしまった。

40歳なんて、まだまだ希望に満ちていたのにね。

…とか、また振り返って

ひどく落ちこむのだろうな、私。

と思ったら案外そうでもなくて 


作品から受け取った軽さと明るさを

キープできている。



ほら、わたしは着実に進化してる。


そんな視点を持つ自分へと

自分を進化させたくて選んだのが

いまいる、この未来だ。




とにかく、今この感覚をキープ出来ていること、

それが全て。






“問題に見えるもの” に囚われて

苦しいところにいる人や、その家族に

観てほしい。


ドラマ『0.5の男』