最近読んで、とても好きだった本。
広島弁に親しみを感じて、購入。
広島には
私の祖父母やいとこたちが住んでいたので
子供の頃は夏休みになると
泊まりに行ったりして
楽しい思い出の場所。
広島弁の響きが、温かく懐かしい。
祖父母や叔父叔母が優しい話し方だったから
私にとっては、おだやかで優しい響き。
文字にした広島弁を
こんなにたくさん読んだのは初めてだ。
癒やされる。
私の母が、テレビなどで広島弁に出会うと
喜んでいるので(私の両親共に広島出身)
母が喜ぶと思って買った本だけど
私が先に読んじゃったわ。
「自分を励ます名人になって、心をご機嫌に」
という言葉から始まり
意外なほど、私に、沁みた。
きれいごとだけじゃないのも良かった。
しんどいことは、誰にだってあるのだ。
編集者の方が、私と同年代のようで
なるほど、と納得してみたり
私の祖母が101才まで生きたので
祖母の姿と重ねてみたり。
でもまぁ、結局のところ
読みながら、ずっと思っていたのは、コレ↓
いろいろあっても楽しんで生きる
笑って生きるってことを
こういう、こころの持ち方、生き方を
我が父にも、もちろん母にも、してほしいなぁ
ってこと。
私が言ったって上手く通じてくれないから
故郷の言葉である広島弁で言われたら
スムーズに通じるんじゃないかなぁ
という期待。
なぜ、私の親や兄は
こうもネガティヴなのかと
いまだに時々ガッカリしてしまうのだが
わたしにも、まだ
そういう所があるから
そういう場面を見ている、
ってことなのだろう。
そういう場面に出くわす回数は
確実に減ってきているし
出くわしても流せるようになってきてるから
私としては『上出来、上出来』←哲代おばあちゃんの言葉
お手本としたい おばあちゃんが
この世界に居てくれて、嬉しい。
長生きしてください。
103歳バージョンも発売されてるようだ。
これは読まねば。