いろんなことがスルスルと
想像以上に良いふうに運んでいっている
と感じる時がある。
そんなときは
この世の歩み方が全て分かったような
これからもずっとこの感覚で生きていけるような
気がして、力がみなぎる。
と思ったのも束の間、
何かのキッカケで、
あー私は無能で不安しかない、と落ち込む時期が来る。
それらは周期はマチマチだけれど
必ず交互にやって来る。
それで良いんだ
と分かってきて、嬉しい。
『いつでも自信に満ちあふれ、ポジティブ』
『いつも上手く行っている』
目指したいのはそういう所じゃなくていい、
と分かってホッとしているような。
両方が必要なのだ。
どちらかだけでは
どこかでムリが出る。
不自然になる。
上昇しか見せない人よりも
下降も見せる人のほうが
大自然を眺めるときのような
安心、安定を感じる。
下降は、人に見せず
自分の中だけで受け止めればいい
という人もいるかもしれないけど
無いふうに装う必要はない
と私は思う。
不自然は、くるしい。
良いときと、良くないとき
両方を感じながら生きることが
人として自然。
自然は心地よい。
どちらかに偏らないことが、安心に繋がる。
……
あと、もう一つ
改めて腑に落ちたこと。
ハッピーな事しか起こらない
って信じてるから大丈夫
なのではない。
どんな事が起こっても
思わぬ形で善いことに繋がっていく
と知っているから大丈夫
なのだ。
似てるようで
だいぶ違う。
気づかせてくれてありがとう。
いつかの旅先の空。
