私が中学生だった頃の話。



若あゆ日記という、中学校で配布される日記帳があって 同地方出身の人にはお馴染みの若あゆ📓


書いて提出すると、当時の担任(若くて人気があった女の先生)が、日記に赤ペンでがっつりコメント書いてくれるのが

交換日記みたいで楽しくて

思春期の心の中などを、かなり素直に書いていた。


その日記帳を、私の母が

度々『見せて見せて』と言ってきて

私にはそれが嫌で嫌で

その事を若あゆ日記に書いて先生に相談した覚えがある。笑

先生が「これは先生とあなたの間の手紙のような物だから、それを見せるのは、おかしいよね」と書いてくれて嬉しかったな。


ところで私は、たしか、その歳あたりから

自分で可愛いノートを用意して

絶対だれにも見せない自分だけの日記というものも書き始めた。

その習慣は、大人になっても30歳過ぎまで

ずっと続いた。



今思えば、それは自己対話ノート。




いま親をやっている私は、

そういうノートを書くことを

最近のムスメに、つよく薦めている。


わたしが、このノートをやっていて

本当に良かったと思うから。


『何かあっても部屋に帰ったらノートに書けば良い』と思えることが、私の10代20代を支えてくれた。

ノートの存在は、いつも謎の安心感を与えてくれていた。

安心感の理由が分かったのは(あれはハイヤーセルフとの対話だったと気づいたのは)つい数年前。




昨日、思春期 真っ只中のムスメと

ムスメにとって大切な話(部活のこと)

をしていたところ


ムスメが

自分が本当は何を感じているか、

自分でも分からないままに、

とりあえずの雑なコメントをしてる…と思ったので

また【自分だけのノート】を薦めておいた。

その話は前にも聞いたことある、と言われた真顔



昨日は話しているうちに

ムスメのモヤモヤの真ん中にあるのが

「先輩達が引退して、寂しい」

だと分かって、何より本人がスッキリした様子。


部活に行っても先輩はいないという事実は変わらなくても、自分の想いの真ん中が分かるだけで人はスッキリするのだと

側で見ていて実感。なんか感動🥹




親に言わなくてもいいけど

(言ってもいいけど)

自分の本音は知っていてほしい

自分だけは ちゃんと聞いてあげてほしい


…と、その重要さを

何度でも言わずにはいられない。





で。今朝ふと気づいたのだが

この方向の気づきが初めてだったので

記しておきたくなった。


中学生の私が

【自分だけの絶対だれにも見せないノート】

を書く!と思い付いたのは

母親から「日記みせて」と言われて

それが嫌すぎたから…だったなぁと。


あの母の言動をキッカケに

わたしの10〜20代は悩んでも落ち込んでも

安心感💞を見失わずにいられること

に繋がった。




あの場面は、今の今まで

“母に腹が立った思い出”だったけど

違う角度の見方に今朝、気づいたよ。


その後の人生を助けてくれることに繋がる、

大切な場面だったんだ。。





… … …


ひとは結局

安心感を求めて生きてるんだと

最近よく思う。


安心感。大丈夫と思えること。

深いところで、この感覚を持てさえすれば

そのとおりの未来が創られていくのだから


皆が自分の方法で

自分に安心感を与えられる✨


そこを目指せば良いのだと思う。