少し、混乱してしまっている。
怖い、という気持ちと。
何となく納得できる気持ちと。
それらを持て余す気持ちと。
病院の日でした。
先生から解離性障害ではよくあることです、と言われて。
自分の中での当たり前が、
実は当たり前ではないことを指摘され、驚きました。
もしかしたら、私は 「私」 ではないかもしれない。
存在が薄くなる感覚が強くなっていて。
私が何者なのか、誰なのか、存在しているのか。
自問自答の泥沼にハマり、足掻けば足掻くほど、
「私」 を見失ってしまう時間が増えて。
そんな矢先の先生の言葉。
ひとつになることが出来れば良いのですが。
先生が優しく微笑みながらそう呟いて。
私の目からは何故か涙が零れて。
どうして泣いているのかも分からないのに、小さく頷いた。
眠って目覚めても 「私」 は此処にいられるのかな。
明日は明後日は明々後日は。
一年後でも 「私」 でいられるのかな。
人は不思議ですね。
こんな風にいつだって知らない世界を創りだす。
楽しむにはまだ、知らないことがたくさんで。