思いやり | しろくま 「Around us」   壁の無い世界を。日々生きている上で感じた事、音楽や芸術や大切な人達の事を綴っていきたい。

思いやり

 

しろくま 「Around us」   壁の無い世界を。日々生きている上で感じた事、音楽や芸術や大切な人達の事を綴っていきたい。

 

 

一昨日の家族での食事中、継母(お陰さまで現在父は素敵な伴侶に恵まれました)がほろ酔い気分で話してくれた

 

良く利用しているホテルのレストランで、若い従業員の女の子が他のテーブル客(じじぃ)にこっぴどくクレーム言われて叱られていたらしい

 

聞いていると、その子はなんも悪くないのに、一方的に因縁付けられていた

 

一生懸命 「申し訳ございませんしょぼん」 と、頭を下げるその子に母は帰り際、

 

 

「 あんなクソ親父の言う事、気にすんでない。 

  でも世の中、あーゆー人もいるんだよ。 それも現実。 いい勉強になったねグッド! 」 と、

 

背中をポンと叩いたそうな

 

 

そしたら、その子は我慢してた涙がポロポロポロポロ溢れだして、逆にうろたえたというエピソードでした本

 

 

「 勉強させられるのもお客さんなら、救われるのもお客さんだね ドキドキ と、家族の結論でした

 

 

 

 

それ以降、何かと気に掛けてくれて、プライベートな相談もされたそうで。。。

 

その子は何度か試験に落ちたけど夢を諦めきれずに、地元の東京に戻る決意をしたそうです

 

一昨日も食後のコーヒーをサービスしてくれましたコーヒー

 

 

 

 

現実はいろんな人がいる

 

 

私も今まで嫌な思いをしたこと 数え切れないくらいある

 

 

小学校の時、たまたま家庭科で使う忘れ物をしたのが私ともう一人の男の子の二人で

 

今まで他の人が忘れ物してもそんな事なかったのに、この日に限って二人は授業中、

家まで忘れ物を取りに行かされた

 

私たちは共に母親の居ない片親で、おばあちゃんが母親代りでした

 

 

各自取りに行って学校に戻った二人は、授業の内容など聞けなくて、休み時間に全員の前である事を

やらされて、晒しものになりました

 

 

あの時、悔しくて泣きそうになったけど しょぼん

 

満足げな女教師の傍ら、同級生は気の毒そうに見守っていてくれて、後で優しい声を掛けてくれました

 

 

 

心が折れるような経験は、後に、その分バネになって

 

自分はそんな大人にならないって

 

自分は人の痛みの分かる人間になってやろうって

 

 

 

「自分はなんて可哀そう。。。」  悲劇のヒロインを空想した事もあったけど

 

グレる日もあったけど

 

 

 

現実では この経験を生かさなきゃ!

 

絶対に私は幸せになる

 

希望が無きゃ生きている意味が無い

 

生まれてきたからには 幸せになろう

 

そして 誰かを幸せにしてあげたい

 

 

自分はどんな事があっても 愛する人の味方でいよう 信じよう

 

 

 

そう思えるようになりました

 

 

 

何よりも 心に真珠を  愛を

 

愛は愛を引き寄せるから。。。

 

 

 

それさえあれば 何とかなるよ 星空

 

 

前を向いて 今日も 生きていこう 合格

 

 

※2021-07-20追記

 

愛なんかなくたって他者の尊厳を踏まないだけで、世の中随分マシになるんだろうと思う。

 

刷り込まれた偏見、ステレオタイプ、優生思想をリセットする時だと思う。

 

※2022-4-24追記

継母は昨年、他界しました。