最近、寒くなってお湯を使う機会が増えたからか
「ペットにポットのお湯がかかった!」
と、慌てて病院に来られる患者さんが続きました
イラストで見る犬の応急手当の本には
まずはできるだけ早いうちに冷やすことが大切ですが
寒い時期だけに全身に水をかけるわけにはいかず、どうすれば・・・
と悩まれる方も多いです。
局所の場合は
冷水や冷えたガーゼやタオル、氷のうで患部を冷やしたうえで動物病院へ
全身の場合は
注:全身の3分の1以上やけどをすると死亡してしまうことが多いので大至急動物病院へ!
・患部を清潔なガーゼで覆う
・流水をかける(患部をこすらない)
・氷のうをあてる
・毛布で体全体を包み、体温保持に心がける
という状態で大至急動物病院へ
ということで、しっかりと冷やしたうえで動物病院へというのが望ましいです
とはいえ、やけどの直後にお湯がかかった部分を十分冷やしても
1週間後ぐらいには水泡が潰れてジュクジュクした状態になり
皮膚の表面がはがれてしまうことは多いです
このようになると皮膚の状態が完治するまでには半月から1か月ぐらいかかります。
わんちゃんの火傷の発生場所として一番多いのが台所とのことですので
普段から台所には近づけないようにすることも大事ですし
湯たんぽの準備などお湯を使うことが多くなる寒い時期は十分お気を付けください
昨日のくまザップ
目標体重まで4.5kg
運動 おさぼり
食事 朝:プロテイン入りヨーグルト 昼:ワタミのお弁当 夜:カツオのたたき