アオシマ 1/700 高雄型重巡洋艦「愛宕」(1942年)を作っています。
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このごろ仕事が忙しかったのと、F-15Jの完成&護衛艦「わかば」にハマっていたせいですっかり放置気味になっていました。
なので、いったいどこまでやったのかよくわからなくなってしまっています…
ということで、思いだしがてら塗装作業をしていきます。
船体塗装修正&艦底色塗装
船体色は、ピットロードの「呉海軍工廠色」を使用しています。
前回船体および上部構造物をまとめて塗装したようですが、一部に斑と塗り残しがありました。なので、今回まずそこの修正から始めました。
上の画像は煙突近辺部分と飛行甲板(艦載機置き場?)のパーツです。特にこの二つが色のノリがよろしくなかったので、この際だから塗り直しました。
そして船体にも、若干の塗り直しをしました。
次いで、ここでまだ艦底色を塗っていないことを思い出しました。
というわけで、この部分の塗装を進めていきます。
船体パーツに、ちょうどいい具合に線が入っていました。なので、それに沿って細切りマスキングテープを貼っていき、その後船体上部を大雑把に覆いました。多分そんなに塗る面積もないので、大丈夫でしょう(慢心)。
なおこのキットの船体は、舷側の窓がモールドされています。ところが日本の艦艇(だけじゃないかもしれませんが)は大戦中などに、これら窓を潰しているケースを見かけます。果たしてお題の1942年当時愛宕がどうだったのかはわかりません。が、せっかくなので窓は残しておくことにしました。
そして艦底色を塗ったところ。
ここへはお馴染みMr.カラー#29「艦底色」を使いました。
エアブラシで塗装しましたが、よく考えたらそういえばこの色、スプレー缶が余っていたんだっけw 塗装が終わってエアブラシを清掃しながら気づきました…これだけしか使わないので、スプレーの方が楽チンだったのになあ。まあ、いいや。
砲塔防水布の塗装
船体の乾燥待ちの合間を縫って、砲塔にある防水カバー布部分の塗装をおこないました。
説明書によれば、この部分の指定色はMr.カラーで言うと#62「つや消しホワイト」なんですが、これまで同様の部分を塗っていてどうも明るすぎるんですよね。それに、キレイすぎでもあるんです。
ということで、今回ちょっと色を考えました。
アイボリー系の色があればそれを使いたかったんですが、生憎手元にはない。しょうがないので、少し前に使って出しっぱなしだったMr.カラー#316「ホワイトFS17875」に同#43「ウッドブラウン」を1割ほど混ぜたものを作ってみました。それを塗ったのが上の画像です。
画像では白っぽいですが、実際はもうちょっと茶色っ気があります。タンとかサンディブラウンにしようかとも思いましたが、白ベースで使用感色褪せ的な雰囲気が出したかったので、白に茶系の色を混ぜるという行為に及びました。
これらの作業時間、1時間20分程度。
珍しく、ゆっくりじっくり慎重に作業していました。いつもこうだといいですね。
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